知らなかった。洗っているのに「白い服」がグレーっぽくなる意外な落とし穴「ドラム式は注意」

掃除・暮らし

2026.02.20

洗濯研究家の平島 利恵です。 「ちゃんと洗っているのに、白いタオルがなんだかグレーっぽい……」そんな経験はありませんか? その原因、実は“すすぎ不足”かもしれません。特にドラム式洗濯機を使っている方は要注意。今回は、意外と見落としがちな「すすぎ」の落とし穴についてお伝えします。

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洗っているのにくすんだ制服を洗ってみたら……

実際に、毎日洗濯しているのにくすんでしまったお子さんの制服を、アルカリ性粉末洗剤×お湯でつけ置き洗いしました。

洗っているのにくすんでいる白シャツ

すると……衝撃の汚水が。
毎日洗っていたはずなのに、こんなに汚れが残っていたんです。

白いシャツから出た蓄積汚れ

この汚れの正体は、繊維に蓄積した洗剤残りや皮脂汚れ。洗っているつもりでも、洗い・すすぎが足りないと汚れは落ちきらず、蓄積します。

洗濯後はこんなに綺麗になりました。

洗濯後の制服シャツ

ドラム式洗濯機は特に注意

ドラム式の詰め込み洗いに注意

ドラム式洗濯機は、縦型に比べて使う水の量が少ないのが特徴です。

少ない水で「叩いて洗う」構造のため、衣類を詰め込みすぎたり、すすぎが1回だと、洗剤や汚れが残りやすくなります。ドラム式を使っている方は、すすぎを2回以上に設定し、衣類の量をドラムの半分程度に抑えることを意識してみてください。

よく洗い・しっかりすすぐことで、衣類の蓄積汚れが予防できます。

汚れが残ったまま柔軟剤を使うと……

柔軟剤が黒ずみの原因に

すすぎ不足で汚れが残った状態で柔軟剤を使うと、逆効果になることがあります。

柔軟剤は、繊維の表面に薄い膜を作ってコーティングすることで、肌触りを柔らかくします。イメージとしては、髪にトリートメントを塗るような感じです。

でも、汚れが残ったままコーティングすると、汚れも一緒に閉じ込めてしまうことに。閉じ込められた汚れが蓄積すると、黒ずみやニオイの原因になります。「柔軟剤を使っているのに、なんかくすむ……」という方は、まずすすぎをしっかり行って、汚れを落としきってから柔軟剤を使うようにしてみてください。

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色物と白物、一緒に洗ってない?

洗い分けしてる?

もうひとつ見落としがちなのが、色物と白物の洗い分けです。

濃い色の服と白い服を一緒に洗うと、少しずつ色移りしてくすみの原因に。面倒でも、白物は白物だけで洗う習慣をつけると安心です。

実際に、買ったばかりの服を水に浸けるとこんなに色落ちするんです。

水に浸けるだけでこんなに色落ちする

白物を一緒に洗ってしまったら……色移りは避けられませんよね。

蓄積した黒ずみは「つけ置き洗い」でリセット

つけ置き洗いの様子

すでにくすんでしまったタオルや衣類は、「つけ置き洗い」でリセットできます。40℃前後のお湯に、洗浄力の高いアルカリ性の粉末洗剤を溶かし、1〜2時間つけ置き。繊維の奥に残った汚れや洗剤残りを浮かせて落としましょう!

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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