「テーマでノートを選ぶ」という発想

手帳やノートを「どう書くか」「何に使うか」を考えるのは、その習慣がまだ無い人にとっては、少しハードルが高い。
LACONICの「スタイルノート」シリーズは、あらかじめテーマが設定されているから、初心者でも気軽に手に取ることができるのも魅力だ。
仕事・プライベートを問わず、さまざまなシーンに対応可能なラインナップで、B6サイズは385円 A5サイズは396円(それぞれ税込)というプチプラなのもウレシイ。
ビジネス向けにはA5サイズで議事録用の「Meeting」やタスク管理に便利な「To Do」など、用途に応じたフォーマットが揃っている。
ページは方眼や罫線、白紙の完全放任主義ではなく、あっさり風味のガイド付き。
書き方に迷いすぎず、それでいて縛られない。そのバランスがちょうどいい。
もちろん、自由出席性の日付フリー。
今回紹介するのは、B6サイズから「onsen」と「haiku」。
どちらもまるでシャッターを押すように、日々を1ショットで切り取る軽やかさが魅力だ。
「onsen」サウナーや銭湯好きにもこの1冊
「onsen」は、温泉やサウナの記録ノート——と聞くと少しニッチに思えるけれど、実際にページを開くと印象が変わる。旅のガイドブックを作るためのワークシートのようで胸が躍るのだ。
自らが公式温泉ミシュランガイドスタッフ(そんなものがあるのかどうかは、文字通り『知らんけど』)になったかのような錯覚、いや妄想を堪能できる1冊だ。
訪れた場所やルートだけでなく、シャトルバスの有無やパーキングの情報までを書き込める細かさ。正直、「そこまでいる?」と思う項目もある。でも、その過剰さこそが書き手の熱量を上げてくれる。
温泉好きな人には旅好き、お出かけ好き、そしてキャンプ好きが多いそうだから、そういう視点から細かい設計がされていると聞いて、なるほどと腑に落ちた。
さらに、日本地図にチェックを入れていくページもあって、使い方は温泉に限らない。旅の記録として使うのもよさそうだ。

それに加えて興味深いのが、5角形のレーダーチャートを自由に設定できるところ。
「泉質」とかだと銭湯には使いにくいし、「サウナの種類」「水風呂の温度」というのもシンプルなお風呂好きとしては敷居が高い。
ところが、この「onsen」のページでは、訪れた温泉や銭湯、サウナに合わせて、その都度項目を変えられる。
つまり、それぞれに優劣をつけずに「ああ、楽しかったな」という思い出がほんわかと残る。
そう、SNSでよく見かける「評価」ではなく、シンプルな「楽しいお風呂日記」が「スタイルノート onsen」だ。
短歌もどうぞ「haiku」でどうぞ
「haiku」は、俳句や川柳のためのノート——そして短歌も楽しめる。
縦書きのマスに、ふと思いついた言葉を置いてみよう。そう、単語でもいい。
その周りには、テーマや思いついた瞬間を書き留められる心憎い余白があり、イラストやデコを楽しむにも良さそう。最初から完成された一句を仕上げるというよりも、考えながら整えていくための構造だ。
上部に思いついた時のロケーションやテーマも記入できるから、日々のログを俳句や短歌のリズムで残していくのもいい。
ところで2026年、俳句を嗜むひとは、どれくらいいるんだろう……
数ある候補の中から「haiku」が選ばれた理由が「面白いから」だと聞いたとき、この軽やかさが個性あふれるコンテンツ生むのだと確信した。他社にはないLACONICの強みだと言える。

「才能アリ」な作品を作るというより、
「五、七、五」や「五、七、五、七、七」というリズムと戯れたくなる。
——そんな衝動を引き出すツールが「haiku」だ。
表紙の色味も和の落ち着きではなく、スパッと軽やかでカジュアル。
江戸時代に生まれた俳句と令和の人々との距離を、このスタイルノートが近づけてくれる。
実際、若い人が手に取って、「おばあちゃんに」と買っていくこともあるらしい。
ニッチだけどフレンドリー……そんな広がり方も、またLACONICの「気取らないけどカッコいい」魅力だ。
■LACONIC Ⓡ OFFICIAL SITE:https://www.laconic.co.jp/
■STYLE NOTEBOOK Series/スタイルノート・シリーズ
https://laconic-generalstore.jp/?mode=cate&cbid=2767416&csid=0





