心が「疲れやすい人」と「疲れにくい人」の違い【4つの思い込み】

カルチャー

stock.adobe.com

2026.06.25

「なんでこんなに疲れるんだろう」それ、実は“やることの多さ”だけが原因ではないかもしれません。同じ出来事でも、必要以上に気を張ったり、消耗したりしてしまう人もいれば、比較的ラクに受け止められる人もいます。その違いのひとつが、「思い込み」です。私たちは、自分でも気づかないうちに、「こうしなきゃ」「こうあるべき」という心のルールを抱えて生きています。そして、そのルールが厳しいほど、心は疲れやすくなっていくのです。今回は、心が疲れにくい人が手放しているであろう「思い込み」を、いくつかピックアップしてみます。

広告

1.「ちゃんとしていないと価値がない」

Adobe Stock

ちゃんと役に立たなきゃ。ちゃんと返事しなきゃ。期待に応えなきゃ。失敗しちゃダメ。心が疲れやすい人ほど、「ちゃんとしなきゃ」をたくさん抱えています。

もちろん、「ちゃんとしたい」と思う気持ちは悪いものではありません。でもその奥に「できない私は価値がない」という感覚があると、ずっと気を張り続けることになります。心が疲れにくい人はできる自分だけではなく、休みが必要な自分や、期待通りにできない不器用な自分も少しずつ許しているのです。

2.「嫌われたら終わり」

Adobe Stock

断ったら嫌われるかもしれない。本音を言ったら困らせるかもしれない。そんな不安から、つい相手に合わせすぎてしまうことがあります。でもよく考えてみれば“誰にも嫌われずに生きること”は、不可能です。

心が疲れにくい人は、相手の反応まで全部コントロールしようとはしません。「相手の気持ちは相手のもの」という感覚を持っているのです。

広告

3.「迷惑をかけてはいけない」

Adobe Stock

迷惑をかけちゃいけない。自分でなんとかしなきゃ。そう思っていると、限界まで一人で頑張り続けてしまいます。でも私たちは、お互いに助け合いながら生きています。

心が疲れにくい人は“頼ること”を自分に許しています。「助けて」と言えることも大切な力のひとつなのです。

4.「問題がなくなれば幸せになれる」

Adobe Stock

不安がなくなったら。悩みが解決したら。もっとちゃんとできるようになったら。その時、やっと幸せになれる。実は、こうした考えも、心を疲れさせてしまう思い込みのひとつです。

人生は、問題がゼロになることのほうが少ないもの。だからこそ大切なのは、「問題があっても、自分を幸せにしてあげる」という視点なのかもしれません。不安があっても、ゆっくりと美味しいお茶を飲む。悩みがあっても、好きな音楽を聴く。

そんなふうに、完璧じゃなくても今日を生きている自分を認め、大切にしていくことが心を疲れにくくするコツなのです。

いかがでしたか? 私たちの心の中には、他にもさまざまな思い込みがあります。心が「疲れたな」と感じたら、自分をしんどくさせている思い込みに気づいて、ゆるめる練習をしてみてくださいね。

広告

著者

古庄由佳さん

古庄由佳(うさこ)

17歳の頃に、徐々に視機能が失われていく難病であると診断される。病気に負けず頑張りたいのに、体も心も人間関係もどんどん壊してしまう。そんな生きづらさから、心のことを学び始める。2012年より、心理カウンセラー、セミナー講師、心理スクール講師として活動。自分との仲直りをテーマに、本来の魅力や才能を解き放っていく心理カウンセリングの他、病気からのサインを受け取り、本来の自分らしい人生を取り戻していく卒病カウンセリングも好評。20年近く住んでいた東京を離れ、2019年に福岡県糸島市に移住。著書は「心屋流 戦わないで生きていく」「心屋流 がんばらないレッスン」(ともにPHP研究所)。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告