手帳好きに人気の1本
手帳を開いてゆるりと語り合う「手帳カフェ」を続けていると「あのペンとこの手帳を使っている○○さん」というように愛用品とお名前をリンクしてお互いのことを覚えている人が増えてきた。
初めて参加した人が「今使っているペンは何ですか?」と、みんなに問う場面も多い。
紙とインクの相性や、ペンの持ち癖、文字のサイズ、筆圧、右利き、左利きなど、ひとりひとりの個性がペン選びにも反映されている。
そんな中、毎回名前が挙がるのがパイロットの「Juice up(ジュースアップ)」。
「細いのに書きやすい」
「色がきれい」
「裏抜けしない」
今回、パイロットコーポレーションを訪れた私は、改めて「ジュースアップ」を手に取ってみた。
「なるほど!」
滑り過ぎず、引っかかりもなく、とにかく「思い通りの線が書ける」のが気に入った。
一見当たり前のようだが、実はこんなにちょうどいい書き味にはなかなか出会えない。
「こんなに細いのにスラスラ書ける」ペン先
「ジュースアップの書き味の秘密はシナジーチップにあるんです」
そう教えてくれたのは広報担当の池澤さん。
一般的なボールペンの大半に採用されている「コーンチップ」は、強い筆圧でもしっかり書ける安定感があり、インクをスムーズに出せるという長所がある。また「パイプチップ」は、ボールの摩擦抵抗が少ないため、細書きでもなめらかに書ける特長がある。
これら2つの“いいトコ取り”をしたのが、新開発の「シナジーチップ」だ。

画像の1番上が一般的な「コーンチップ」、次が細字に適した「パイプチップ」、一番下が「シナジーチップ」。
滑らかさは理解できても「安定感」がわかりにくいというひとには、ぜひ「ジュースアップ」を手に取ってもらいたい。紙と接触したときに細字特有のブレがなく、「操作性」がとても安定している。
画数の多い漢字を書くととてもよくわかる。
筆記具取材をスタートさせて初めて気づいたことだけれど、「イメージ通りに書けて、止まる」ペンというのは、実はそんなに多くない。
細いペン先というと、カリカリした書き味を想像しがちだが、「ジュースアップ」は、インクがなめらかに続いていく。
人気漫画家が夢中になった書き味
出典:x.com羽海野チカ先生のX投稿より引用。
「ジュースアップ」には、思わぬところから注目を集めたエピソードもある。
「ある漫画家の先生が気に入ってくださって」
池澤さんが言う通り、人気漫画家羽海野チカさんが、買い物時に領収書の宛名を別紙に書く際、店員さんから渡された「ジュースアップ」の書き味に驚き 「書きやすい!このペンどこのですか」と思わず口にしたというエピソードがSNSで話題になった。
ペンには人一倍厳しい目を持っている“漫画家”の心もつかんでいたのだ。
さらに、色数の豊富さと鮮やかさも「ジュースアップ」の魅力の1つ。
メタリックやパステルなど、従来は太い線になりがちだった色彩も、細く美しく表現できることで、人気が高まった。
手帳やノートを開くのが楽しくなる

「今はきれいに手帳やノートを書きたいひとたちがたくさんいます」
池澤さんはノートや手帳を撮影して投稿する手帳系インスタグラマーを話題にした。
手帳カフェでも、小学生は夢中で集めたシールの横に今日の出来事を書き、シニアさんは「すぐ忘れちゃうからね」と鮮やかな色でメモをする。
書き味のよいペンを持つと、みんな「あ!」とか「お!」と笑顔になって「これ書きやすい!」「スルスル書ける」と隣に座るひとに声をかける。
「書いてみるとちょっといい」。
「ジュースアップ」は心を動かし、会話を生み出す筆記具だ。
今日も、誰かのノートや手帳の上で、ひとりひとりの穏やで鮮やかな時間を支えている。
●パイロットコーポレーション https://www.pilot.co.jp/
●ジュースアップ https://www.pilot.co.jp/promotion/library/023/index.php



