扉をよ~く見ると、メッシュのような穴が……!

電子レンジの扉は、ずっとただのガラスだと思っていました。

でも、この前電子レンジを掃除していたとき、電子レンジの扉に、1000個以上はありそうな細かな穴があいていることに気づいたんです。よく見ると、ガラス扉の内側に金属製のメッシュが貼り付けられています。
じつはこれ、ただのデザインではありません。電子レンジを安全に使うための工夫だったんです。
庫内のマイクロ波を通しづらくするためのもの
そもそも電子レンジは、「マイクロ波」と呼ばれる電波を使って食品を温める仕組みです。このマイクロ波を外へ漏れにくくするために、金属製のメッシュを採用しています。穴の直径(約1〜2mm)が、マイクロ波の波長(約12cm)に比べてはるかに小さいため、マイクロ波は穴を通り抜けようとすると大幅に減衰し、外にはほとんど漏れ出ない仕組みになっているんです。

でも、穴が小さすぎると、庫内が見えなくなってしまいます。そのため穴のサイズは、マイクロ波を通しづらく、かつ調理中でも庫内を確認できるちょうどいい大きさに作られています。
いつもの電子レンジ、ちょっと見方が変わるかも

扉にあいている無数の穴を見つけたときは、「これはデザインなのかな……?」と思ったのが正直なところ。しかし、なぞの穴の正体を調べてみたら、安全性と見やすさを両立させるための技術だと知りました。電子レンジの扉に、そんな工夫があったなんて……!
電子レンジは、スイッチひとつで食品の温めや解凍ができますが、便利さの影にはたくさんのアイデアが隠されているのだと実感します。これからは、電子レンジの扉を眺めることが増えてしまうかも(笑)。
電子レンジを使うときは、ぜひ扉にも注目してみてくださいね。

