「ただ洗うだけじゃ落ちない」白Tシャツの黄ばみを防ぐ“衣替えついで洗濯術”「白く復活した」

掃除・暮らし

2026.09.15

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。洗ってからしまったはずの白Tシャツ。なのに、翌年出してみたら黄ばんでいた……。そんな経験はありませんか? 実は、見た目はきれいでも、黄ばみの原因になる皮脂汚れが残っていることがあるんです。

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「洗ってからしまったのに黄ばむ」のはなぜ?

きちんと洗っていても、白Tシャツには、皮脂の汚れが少しずつ蓄積します。
汗そのものは水に溶けやすく、普段の洗濯でも落ちやすい汚れです。一方で、皮脂は油分を含むため、毎回の洗濯で完全に落とし切れないことがあります。

さらに洗った直後は「きれいになった」と感じても、長期間着ないまま収納している間に皮脂汚れが酸化し、翌年になって黄ばみとして現れるのです。つまり、黄ばみは突然できるのではなく、しまう前から少しずつ始まっているんです。

黄ばんだ白Tをつけ置きしたら……

黄ばんだ白Tシャツを、つけ置き洗いでリセットしてみました。

今回は、黄ばみがひどかったので、襟袖に中性洗剤を塗布してからつけ置きします。つけ置きの方法は、40℃前後のお湯にアルカリ性の粉末洗剤をしっかり溶かし、30分ほどそのままおいておきます。

襟袖に中性洗剤を塗布

すると、透明だったお湯が少しずつ濁っていきます。

つけ置き洗いの様子

見た目には分からなかった汚れが、つけ置きするとお湯の濁りとして見えてきます。だからこそ、衣替えして収納する前に、白Tシャツに残った汚れをリセットしておくのがおすすめです。

ポイントは「40℃前後のお湯」でリセットすること

お湯を使うことで洗剤が働きやすくなり、洗浄力もアップ。普段の短い洗濯では落としきれなかった皮脂汚れにも、じっくり働きかけることができます。

つけ置き後は、いつも通り洗濯して、しっかり乾かします。このとき、衣類量を減らし、すすぎは2回以上でよく洗いましょう。

黄ばんでいたTシャツも、見違えました。

Tシャツのビフォーアフター

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夏の汚れは、今年のうちに

衣替えは、ただでさえ手間がかかるものです。だからこそ、白Tシャツはまとめて一度につけ置きしてしまうのがおすすめです。

「来年黄ばんでから落とす」のではなく、「今年の汚れを今年のうちに落としておく」。それだけで、来年また気持ちよく着られる白Tシャツが増えますよ。

▼動画で白Tシャツのつけ置きを見る

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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