すべて自炊がお得とは限らない
一般的に、外食したりお惣菜を買ったりするよりも、毎日の自炊を頑張ったほうが、食費は安くなると考えられています。そして、肉や魚などは少量のものを買うより、大容量パックを買ったほうが単価が下がり、お得だと感じている人も多いでしょう。
たしかに、大量の食材を余らせずに使いこなすことができる家庭にとっては、自炊や大容量パックはお得な選択肢。しかし、子ども1人と夫婦だけの3人家族や、毎日完璧に自炊ができない共働き家族などは、食材を使い切れず余らせてしまい、逆にもったいないことになる可能性もあります。
実は、すべて自炊せずに、便利な食材やお惣菜を活用したほうが、トータルで見て効率的かつ経済的な場合があるんです。今回は、「自炊したほうが安い」と思い込みがちな人にこそ知ってほしい、買って活用したい食品を7つご紹介します。
便利な食品を上手に活用
では、どのような食品なら、買って活用することが節約につながるのでしょうか。ポイントは、「自分で作るより安いか」だけでなく、「食材を無駄なく使えるか」「調理の手間を減らせるか」です。
1.卵、納豆、豆腐など安価で手軽なタンパク質

卵、納豆、豆腐は、冷蔵庫に常備しておきたい安価で品質のよいタンパク質源です。これらの食材を買わずに、肉や魚などからタンパク質を摂ろうとすると食費が増えてしまいます。
2.カット野菜や少量パックの野菜
大家族ではない方、毎日自炊ができない方などは、カット野菜や少量パックの野菜を買ったほうが、丸々1個の野菜を複数種類買うより、経済的なケースがあります。
3.冷凍野菜
冷凍野菜は長期間保存が可能で、少量ずつ使うことができます。使わなかった分も無駄なく保存できるため経済的です。複数の野菜をミックスした商品を買えば、一度にさまざまな野菜を摂ることができるので、栄養面でも強い味方です。
4.スーパーのお惣菜
コロッケや春巻きなどのお惣菜は、自分で一から作ろうとすると、ひき肉やじゃがいも、衣の材料など、複数の食材を用意する必要があります。さらに、揚げ物なら調理や片付けにも手間がかかります。
「夕食にもう一品ほしい」「お弁当にコロッケを1個だけ入れたい」というときには、必要な分だけお惣菜を買うほうが、食材を余らせる心配が少なく、調理や片付けの負担も抑えられます。
5.インスタント食材・レトルト食材
レトルトカレーやパスタソースなどを使えば、ごはんを炊いたり、パスタを茹でたりするだけで、簡単に食事を用意することができます。常備しておけば、忙しいときに外食したり、お弁当を買ってきたりしたくなる気持ちを防いでくれます。また、1人分の場合は、一から作るよりもお得になるケースもあります。
6.食パン
実は、食パンはとてもコスパがよい食材です。食パンにジャムをつけて、たまごとサラダを用意すれば、バランスのよい朝食の完成です。和食の朝食で食べることが多い焼き魚などの魚介類は比較的単価が高めなため、食パンを活用した洋食の日を混ぜることでコストを抑えやすくなりますよ。
7.ドレッシング・焼き肉のたれ・ソース
ごま油や醤油、酢、塩などの調味料を混ぜて、自分でドレッシングや焼き肉のたれ、ステーキソースなどを作っている人もいるでしょう。しかし、自作のドレッシングやソースなどは、普段使わない調味料まで買い揃えたり、複数の調味料を大量に消費したりするため、実はコスパが悪いことがあります。
そして自作ソースは、余っても長期間の保存には不向きでロスしてしまうことも。ドレッシングやソースは、できあいのものを買ったほうがお得になることがあります。
自炊疲れに要注意。便利な商品で節約を継続させる
食費を節約するために、毎日完璧に自炊をするのはすばらしいことですが、“自炊疲れ”になってしまい、いつか爆発して外食で散財してしまっては、努力が水の泡になってしまいます。食事をすることは、生きている限り一生続くものです。適度にラクをして、息抜きをしたほうが、結果として長く楽しく自炊を続けることができ、お金の節約にもつながります。
今回ご紹介したような、買ったほうがお得になる商品や、便利な商品を上手に活用して、日々の食費を上手にやりくりしていきましょう。







