「カシミヤニットはクリーニングへ」の常識が変わる。家で洗えるか見分ける方法とは?

掃除・暮らし

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2026.10.26

洗濯研究家・クリーニング師の平島利恵です。四児の母として日々の洗濯に向き合いながら、家庭で実践しやすい洗濯のコツをお伝えしています。衣替えをして、久しぶりに出したカシミヤのニット。着る前に一度洗いたいけれど、家で洗っても大丈夫なのかな……。そんなふうに迷ったことはありませんか?  家で洗えるかどうか、その答えは洗濯表示に書いてあります。

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最近は「家で洗えるカシミヤ」も増えている

カシミヤといえば、以前はクリーニングに出すのが当たり前でした。しかし最近は、家で洗えるものも増えています。

その理由は「防縮加工」という技術が進歩したから。繊維の表面に特殊な加工をして、水に濡れても縮みにくくしているんです。

とはいえ、繊細な素材であることに変わりはありません。まずは洗濯表示を確認しましょう。

まず見てほしい「桶マーク」

洗濯表示をチェック

洗濯表示の中で、最初に見てほしいのが「桶マーク」です。桶マークがあれば家で洗えます。

ただし、桶に×がついていたら家庭での水洗いは厳禁。クリーニングでお手入れしましょう。

よくあるのが、洗濯表示を「見ていない」ケース。洗ってみたら傷んでしまい、実は「水洗い不可」だった……。そんなご相談をいただくこともあるんです。

「高価なニット=洗濯しても傷みにくい」…ではない

カシミヤのニット出典:stock.adobe.com

「高いものだから毛羽立ちにくい」というイメージがあるかもしれません。でもそうとは限りません。
カシミヤのような高級素材は、繊維がとても繊細です。高価な天然素材ほど、洗濯には気を遣うことが大切。その素材に合ったお手入れをしましょう。

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家で洗うときの5つのポイント

家でカシミヤを洗う際の注意点

桶マークがあるニットを、家庭で洗うときに気をつけたいポイントをお伝えします。

1.温度は30℃以下で

カシミヤは熱に弱い素材です。お湯で洗うと縮みの原因に。必ず30℃以下の水で洗いましょう。

2.おしゃれ着用洗剤を使う

一般的な洗濯洗剤は洗浄力が高い分、デリケートな繊維には負担がかかることも。中性のおしゃれ着用洗剤を選んでください。

3.柔軟剤で繊維を守る

柔軟剤には、繊維同士の摩擦を減らす効果があります。カシミヤ特有のなめらかな風合いを保つためにも、仕上げに使うのがおすすめです。香りが苦手な方は無香料を選ぶと使いやすいです。

4.おしゃれ着コースで洗う

洗濯機で洗う場合は、おしゃれ着コースやドライコースを選びましょう。通常コースより水流が弱く、繊維への負担を抑えられます。洗濯ネットに入れるのも忘れずに。

5.迷ったら、洗濯表示に戻る

カシミヤに限らず、大切なニットを洗うときは、まず洗濯表示を確認することが基本です。

洗濯のポイントを押さえ、表示どおりに洗えば、家庭でも十分きれいに仕上がります。適切にお手入れして、冬のおしゃれも楽しみましょう。

▼ 動画でニットの洗い方を見る

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著者

平島利恵プロフィール

平島利恵

洗濯研究家

大学卒業後、株式会社リクルートに入社。じゃらんのEC事業に携わり、株式会社マクロミルへ転職。東日本大震災をきっかけに布おむつ専門店を立ち上げ、EC 事業を展開。2013~2015 年NY 在住中に揉み洗い不要のつけ置き洗剤の着想を得て帰国。株式会社 Heulie 設立。洗濯洗剤と布ナプキンブランド”Rinenna”を展開。洗濯研究家として、「洗濯の正攻法を伝授する」ことを自身のミッションに掲げる。TV、雑誌等のメディアへの出演多数。四児の母。

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