「ポカン」と口が開いていませんか?
テレビを見ているときや、ゲームをしているときの子どもの口を見てみてください。小学校の公開授業の時、クラスの子どもたちの口がどうなっているか見てください。口を「ポカン」と開けている子がビックリするくらい多いのです。
大人も子どものことを、とやかく言えた義理じゃありません。電車の中でスマホをいじっている大人たちの顔を見てください、子どもだけじゃなくて、大人も“ポカン口”が多いのです。
寝るときに口が開かないようにするテープを売っているのをご存知ですか?わざわざそんなものが売っているということは、口で呼吸することはマズイということが分かっているからです。
では「口で息をすること」=「口呼吸」のどこが悪いのか? 具体的に見ていきましょう。
口呼吸のどこが悪いの?
「口で息をした方がラクなんだけど」…、と言う方もいますよね。確かに口呼吸の方がラクなんです。浅くて速い呼吸になるので、走ると口で息をするようになります。でも、普段の呼吸時の口呼吸はデメリットがいっぱいなのです。
口呼吸のどこが悪いのかというと…。ズバリ、空気がダイレクトに肺に入ってしまうからなんです。ダイレクトに入るという事は、バイ菌や花粉もダイレクトに入る、冬であれば冷たくて乾いた空気が肺に入ってしまうということ。
では、鼻で息をすると、何かいい事があるのでしょうか?
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