【歯科医が警告】詰め物の下の虫歯はやっかい!痛みも感じない、放っておくと歯が欠ける…対処法とは

心と体

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2019.10.26

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何年か一度、レントゲンを撮って確認するのがベター

詰め物の下の虫歯なので、もちろん見た目は分かりませんし、手入れをしようがありません。虫歯はとにかく「早期発見早期治療」がお得です! 痛みが少なくて済みますし、かかるお金も時間も少なくて済みます。

歯医者さんが苦手という人は、多くいます。でも定期的に歯医者さんに検診に行って歯のクリーニングをしてもらえば、結局お金も時間も痛さ加減も少なくて済んで「お得」なのです。レントゲンは、必要のあるときしか撮りませんが、気になることがあるときや歯医者さんに勧められたら、こんな理由で撮った方がベター。

前出のお母さんは、2か所詰め物を詰め替えて、クリーニングなどをしたのでトータル1万5000円くらいの治療費がかかりました。それだけ聞くと高く聞こえますが、そこでケチって後で大がかりな治療をすることを考えたら、先行投資ともいえます。

詰め物くらい済めばいいですが、被せ物、さらに抜歯をしなくちゃならないところまで進んでインプラントや入れ歯、ブリッジとなると、何十万円もかかります。お金の問題だけじゃなく、その治療に取られるエネルギーや時間を考えると、定期的な検診の方がはるかに楽です。

ホームケアとプロケアで定期的に見直しを!

毎日の自分でやる「ホームケア」と、一年に何回か歯医者さんでやってもらう「プロケア」の両方で、おじいちゃんおばあちゃんになっても自分の歯で好きなものが食べられる確率が格段に上がります。

年を取って旅行をしたとき、歯のことを気にしないでその土地の名物に舌鼓を打てる…、そんな将来を夢見ながら、詰め物の下の虫歯がないかのチェックがてら、予防のための歯医者さん通い、始めてみませんか?

【監修】
歯科医師 大原庸子
パール歯科クリニック 院長
東京都世田谷区の下高井戸駅・桜上水駅近く

文/堀田 馨

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