突然歩道に倒れ込んだ男性、意識がなく、まわりはおろおろするばかり
3年ほど前、筆者が自転車で道を走行中、歩道で横たわっている男性を見かけました。
男性の脇には奥さんらしき女性がいて「お父さん、しっかりして。お父さん!」と呼び掛けていました。すぐに自転車を止めて、男性の元にかけよってみたものの、何をしたらいいのかわかりません。男性は顔色が青白く意識もないようでした。聞けば、奥さんと2人道を歩いていて、突然男性が意識を失い倒れたとのこと。私のほかにも通りすがりの人が2、3人いて見守っていました。
救急車到着までの間にやるべきこと
119番への通報の際に「呼吸がなく、脈も確認できない、反応もない」と伝えたところ、到着までに5、6分かかるため、AEDを持ってきて装着してほしいという指示を受けました。
そばにいる人に頼んで最寄り駅にAEDを取りに行ってもらい、その間心臓マッサージを行うことに。筆者のほかにももう1人通りすがりの男性がそばにきて、人工呼吸と心臓マッサージをしてくれました。AEDが届き次第すぐに男性の胸に装着し、音声ガイダンスに従い実施しました。
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