もしも目の前で人が倒れたら?知っておきたい救命の流れ

ライフスタイル

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2020.03.08

もしも道を歩いて人が倒れていたらあなたはどうしますか? 筆者は偶然そのような場面に立ち合わせたことがあります。救急車が来るまでのわずかな間に応急処置ができるかどうかで命が助かるかどうかも変わってきます。
筆者の実体験をもとに、書籍『地震イツモマニュアル』から「救命救急時の対処法」についてイラストを交えながら応急手当の方法をお知らせします。

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突然歩道に倒れ込んだ男性、意識がなく、まわりはおろおろするばかり

出典:www.photo-ac.com

3年ほど前、筆者が自転車で道を走行中、歩道で横たわっている男性を見かけました。
男性の脇には奥さんらしき女性がいて「お父さん、しっかりして。お父さん!」と呼び掛けていました。すぐに自転車を止めて、男性の元にかけよってみたものの、何をしたらいいのかわかりません。男性は顔色が青白く意識もないようでした。聞けば、奥さんと2人道を歩いていて、突然男性が意識を失い倒れたとのこと。私のほかにも通りすがりの人が2、3人いて見守っていました。

救急車到着までの間にやるべきこと

出典:www.photo-ac.com

119番への通報の際に「呼吸がなく、脈も確認できない、反応もない」と伝えたところ、到着までに5、6分かかるため、AEDを持ってきて装着してほしいという指示を受けました。
そばにいる人に頼んで最寄り駅にAEDを取りに行ってもらい、その間心臓マッサージを行うことに。筆者のほかにももう1人通りすがりの男性がそばにきて、人工呼吸と心臓マッサージをしてくれました。AEDが届き次第すぐに男性の胸に装着し、音声ガイダンスに従い実施しました。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

間野由利子

間野由利子

フィリピン・セブ島での親子留学を機に、親子で英語学習をスタート。 私は365日、息子は週3回オンライン英会話を受講しています。英語でインタビューできるようになりたいので、ときどき先生に相手になってもらい、インタビューの練習をしています。

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