もしも目の前で人が倒れたら?知っておきたい救命の流れ

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知っておきたい「救命の流れ」4ステップ

出典:『地震イツモマニュアル』ポプラ社 P103

心肺蘇生の際にやるべきことをまとめておきます。

  1. 周囲の安全確認をして倒れている人の意識と脈を確認。脈がある場合は1分間でどれくらいか数え、ない場合は呼吸を確認。同時に、そばにいる人に頼んで「119」で救急車を手配&AEDを取に行ってもらう。救急車には、住所がわかれば正確な番地を伝え、わからない場合は目印になる近隣の建物や駅名、交差点名などを伝える。
  2. 呼吸がない、もしくは異常な呼吸をしている場合は胸骨(胸の真ん中)圧迫を30回行い、心肺蘇生を試みる。次に人工呼吸を行う。この際、感染症予防のためにマウスピースなどがあるとベスト。胸骨圧迫と人工呼吸を繰り返す。
  3. AEDが到着したら音声ガイダンスに従って、AEDを使う。
  4. 救急車到着を待ち、患者が意識を失くしたときの状況や救急車が到着するまでの間に行ったことを救急隊員に伝える。

いざというとき慌てないために持ち歩きたい一冊

出典:www.poplar.co.jp

書籍『地震イツモマニュアル』には、「救命の流れ」以外にも心肺蘇生法、AEDの使い方、止血の応急手当などがイラストつきで紹介されています。ポケットサイズのミニ本なので、1冊カバンの中に入れて持ち歩けば迷いなくすぐに行動に移せます。また、オビを蛇腹に折ると、お財布などに入れて持ち歩けるミニ防災マニュアルになります。
すぐにその場で応急手当をすることで、助かる命もあります。いざというときにあわてないためにも、基礎知識をつけておくことが自分や自分の大切な人を救うことになるかもしれません。

『地震イツモマニュアル』
編/地震イツモプロジェクト
絵/寄藤 文平
監修/NPO法人プラス・アーツ
定価:660円(税込)
詳細・購入はポプラ社HPから

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

間野由利子

間野由利子

フィリピン・セブ島での親子留学を機に、親子で英語学習をスタート。 私は365日、息子は週3回オンライン英会話を受講しています。英語でインタビューできるようになりたいので、ときどき先生に相手になってもらい、インタビューの練習をしています。

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