2~3時間おきの換気が感染予防につながる
2020年2月28日に厚生労働省が発表した新型コロナウイルスの感染予防対策として日中2~3時間ごとに窓や扉を開け、部屋の空気を新鮮に保つ「換気」対策が記載されました。
しかし、株式会社CoLife(コーライフ)が30代以上の男女1000人に行ったアンケート調査によると、推奨されている2~3時間の頻度での窓開け換気を実践できている人はわずか23.9%という結果となりました。
花粉症で窓を開けたくない人、室内温度の低下が気になる人、防犯面を気にする人が多いのか、日常的に推奨される回数の換気が行われていないとのが実情です。
しかし今の時期、感染予防という観点から正しい換気を心がけていく必要があるでしょう。
次の項からは国内屈指の空調メーカー「ダイキン」が考える正しい換気をご紹介します。
換気口を開け、24時間換気システムはつねにオン!
2003年7月よりあとに建てられたの建物であれば、換気口や24時間換気システムがついています。
みなさんの部屋にも壁や天井に「換気口」がついていませんか?
しかし外から空気が入ってきて寒いからと換気口を閉じたり、24時間換気システムのスイッチをオフにしたりする人も多いのだとか。
現在の建物は、お風呂やトイレ、洗面所などの換気扇を使うと、換気口から部屋の中の汚れた空気が建物の外に出され(排気)、同時に建物の外から新しい空気を取り込む(給気)よう設計されています。
家やマンションの換気ではこの換気システムが最も一般的で、2時間で室内の空気をまるまる一回入れ替えることができるそうです。
まずは今すでにある24時間換気システムをきちんと「正しく」使うことから始めましょう。
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