質問に答えるだけ。チャットボットを使って健康管理
いまは「少し咳があるな」と思っても病院に行くこと自体がリスクのように感じることもあるかもしれません。また、「少しだるい」場合などは「疲れているだけ」と見過ごしていることもあるのでは?
そんなときに便利なのが、東京都、埼玉、神奈川などの全国19自治体で導入したLINEを使って行なっている相談情報提供窓口です。
東京都が2020年3月27日にスタート、30日現在、秋田、宮城、福島、東京、神奈川、埼玉、福井、長野、岐阜、愛知、三重、滋賀、京都、兵庫、鳥取、島根、香川、福岡、長崎が導入済。登録、利用方法は簡単。チャットボットの質問に答えていくと、新型コロナウイルス感染症の感染の可能性があるかどうかを判断してくれます。
感染の疑いがあるかどうかを一度チェックしてみては
今回筆者は「新型コロナウイルス関連の症状」もなく、さらに「厚生労働省が指定した重症化リスクが高い条件」にも該当していませんでした。
今回提供している「東京都 新型コロナ対策パーソナルサポート」では基礎情報、健康状態などを入力することで、一人ひとりに応じた対処方法を案内してもらうことができます。
さらに チャットボットが継続的に健康状態をチェックし、新型コロナ受診相談窓口(帰国者・接触者電話相談センター)へ連絡が必要になった際には、迅速にお知らせしてくれるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
医療崩壊を起こさせないためにも個人で健康管理することが大切
今、病院を訪れる人の中には、新型コロナウイルスに感染したのではないかと過剰に心配し、何度も検査を要求する人もいるのだとか。
基礎疾患があったり、感染した人が近くにいたと知ったりすると非常に不安になると思います。そこで病院に行ってしまうと、ただでさえ忙しい病院スタッフが何人もの問題ない人をみていたために疲弊してしまうことになりかねません。また、検査を希望した人自体が新型コロナウイルス、またはその他の感染症にかかりやすくなってしまいます。
そんなときに、各自治体の新型コロナウイルス感染症対策の公式LINEアカウントを活用することで感染の疑いがあるかどうかを判断するのに役立ちます。
新型コロナウイルス感染症、一人ひとりが健康状態をしっかりと管理し、感染拡大を防ぐために今できることをやっていきましょう。
東京都公式ホームページ
https://www.metro.tokyo.lg.jp/
東京都新型コロナウイルス感染症 対策サイト
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
※この記事は2020年3月30日現在の情報で執筆いたしました
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