インスタ炎上で理解した「いつも通り働け」ハラスメントの存在

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 インスタ炎上で理解した「いつも通り働け」ハラスメントの存在
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どの方法が一番のリスクヘッジか?

出典:unsplash.com

誰もが家族や守りたい人がいて、他人と接触したくない時期だ。
東日本大震災の時も「いつも通り働け」圧力を従業員に対してかけた会社と、「あなたとあなたの家族の命が1番大事です」というメッセージとともに潔く短期のビジネスリスクを取れた会社とでは、後者こそが長い目で勝ち組になれたのではないだろうか。

マンパワーに依存しやすい業種なら、それはなお顕著だったのではないかと想像する。
もちろん今回のような非常事態のときに、課題とリスクを把握した上で、最善の策をとることについては個人はもとより、企業のトップでも難しいのだろうけれど……。

今はこのコロナパンデミックがいつまで続くなんて判断しようもない。
でもだからこそ、従業員の健康第一で良い気がする。ビジネスオーナーたちは、普段から頑張ってくれる従業員がいるからこそビジネスに勝てているのであって、焦る気持ちは分かるけれど、今やるべきことは「いつも通り働け」ではないと今回のことで改めて考えた。

今のビジネスが立ち行かなくなって、コロナ後に別のビジネスで再起したい時にも、また同様のことが起きるリスクは常にある。日本は地震リスクなんて常にあるしね。

そんなときのためにも、今後は自分の働く企業や団体の有事の際の指針について、よく確認してから職を求める方が良いのかもしれませんよ。

少なくとも、私は気になりますね。

川村 真木子
奈良県生まれ。一児の母。高校時代に渡米、UCバークレーを卒業する。卒業後、米投資銀行ゴールドマンサックスを経て米大手投資会社に転籍。3万人のフォロワーを抱える社会派インスタグラム @makikokawamura_ が人気。

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著者

川村 真木子

川村 真木子

奈良県生まれ。一児の母。高校時代に渡米、UCバークレーを卒業する。卒業後、米投資銀行ゴールドマンサックスを経て米大手投資会社に転籍。3万人のフォロワーを抱える社会派インスタグラム @makikokawamura_ が人気。

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