「教える」「指導する」のではなく、大切にしたいのは「学び」をシェアするというあり方

家族・人間関係

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子どもと話すときに頭の中にいるのは『クレヨンしんちゃん』

―「小学生でもわかる」言葉で伝えていくために気をつけていることはありますか?

まず子ども達が好きなアニメや漫画はだいたい触れていますし、どれも「子ども達を知るために読む・観る」というのではなく普通に夢中になっています(笑)

この前も小学生達と「鬼滅の刃」の話で延々盛り上がりました。小学校や中学校の時の感覚と変わっていないですね。そう言う部分は。だから伝わるボキャブラリーは肌感覚でわかります。

その上で、つい大人言葉を使いそうになる時には、『クレヨンしんちゃん』だったら、『のび太』だったら、なんて言葉でこれを話すだろう?って意識するようにしています。

―今後の展望を教えてください。

YouTubeはせっかくやっているのであれば再生数を伸ばしていきたいという気持ちはもちろんあります。その一方で、数ヶ月やって分かったのですが、再生数では測れない熱のこもった反応が返って来ることもあるんですね。

「高度経済成長」について触れて突然経済への興味が湧いた子や、「アメリカ大統領選挙」の仕組みを知ってさらに深ぼっていっている子。本当に子ども達って何をきっかけに動き始めるか予測不能(笑)

なので、僕は子ども達という大地にたくさんの種を撒いていけたらと思っています。また、コロナの問題でオンラインイベントをやりやすくなったことで、地方にいる子達との空間や時間での壁も無くなってきているので、オンラインイベントもどんどん展開したいです。何より自分自身がワクワクしながら、形にとらわれず突き進んで行きたいですね。

取材を終えて

人間が本来もっている「学び」に向かうエネルギー


わが家の次男(4歳)は、初めて文字を読めるようになったり、知らなかった虫の名前を知ったりすると、嬉しそうに夢中でそれを突き詰めていきます。
そういう様子を見ていると「学び」は人間にとって本来、楽しいものでしかないと言うことに改めて気付かされます。村山さんを見ていて感じるのは、まさにそういう人間が本来もっている原初的な衝動。初めて知ることへの好奇心や、新しいことへのワクワク感を、子どもの頃そのままに、いや、むしろ加速させて大人になったようなイメージです(笑)

ここから村山さんがどんなチャレンジをしていくのか、どのように進化していくのか、本当に楽しみです!

YouTubeチャンネル「ムラちゃんのYouTube学園」は毎日更新。
わが家でも頻繁にチェックすることで、外出自粛の中ではありますが、大人も子どもも色んな「学び」に触れるきっかけをもらっています♪

外出自粛で家にいることが多い今、YouTubeを見ている子も多いのでは?
一度『ムラちゃんのYouTube学園』を見てみてください。
好奇心に火が付くかもしれませんよ!

『ムラちゃんのYouTube学園』

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

門川 良平

門川 良平

ベネッセコーポレーション→小学校教員→うんこドリル事業のプロデューサーを経て、現在は「すなばコーポレーション」という会社を立ち上げ、学習コンテンツクリエイター・ボードゲームデザイナーとして活動しています。2児の父。

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