避けては通れないお金の話
夫婦でお金について話し合う機会を持つことができたら継続することも大切です。
お金の話は長い夫婦生活の中で避けて通ることはできません。
もし急に収入減となってしまったら…?
具体的にどれくらいの収入減となったのかきちんと夫婦で共有しましょう。
①夫婦合わせての収入が年間でいくらあるのか
②必ず支払わなくてはいけない固定費がいくらあるのか
③食費などの生活費につかえるお金はいくらあるのか
④貯金は年間でどれくらいできるのか
最低限この4つについては計算しておくと、家計に困ることはありません。
一見当たり前のようですが、どんぶり勘定でお金に不安があるという方のほとんどがこのような計算をしていないのです。
収入減には長期的な視点が大切
家計の収入減が長く続くなど、家計への影響が長期的になると見込まれる場合は、長期的な視点に立つことも大切です。
「『教育費・住宅費・老後資金』が人生の三大出費と言われます」と坂下さんは言います。
「ところが、10年後・20年後・30年後の出費はずっと先のことなので、あまり深くは考えない。だからこそ、三大出費に対して意識的に準備することが必要なのです」と坂下さんは続けています。
「長期的に収入減が見込まれるから子どもは中学校までは私立の学校ではなく公立の学校に通わせよう」
など、収入減となってしまっても崩れない家計を作るために、教育費・住宅費・老後資金の三大出費についてあたらめて考え直してみましょう。
何が大切かを改めて夫婦で話合い、共有しておくと安心ですね。
収入減でも崩れない家計を作るには、夫婦の協力が不可欠です。
家計の基本からしっかり見直し、夫婦で危機を乗り切りましょう!
もっと詳しく知りたい方は……
(左)『夫婦1年目のお金の教科書 夫婦生活はお金の相性で決まる!』
著者:坂下 仁
出版社:ダイヤモンド社
詳細・購入はこちらから:https://www.diamond.co.jp/book/9784478110423.html
(右)『スマホでもできる あきの新ズボラ家計簿』
著者:あき
出版社:秀和システム
詳細・購入はこちらから:https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798056524.html
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