アロマディフューザーで、部屋いっぱいに香りを楽しむ
最近は雑貨店や量販店などでの取り扱いも多くなってきたアロマディフューザー。ある程度の出費は必要ですが、「香りを部屋いっぱいに効率的に届けることができる」と中村さんは話します。
「ランプでアロマを温めるタイプや、水を加えてミストにして香りを楽しむタイプなどがあります。一般的に、どちらも6〜8畳ほど香りが広がるものが多いです」
ただ、清潔に使うためには手入れが必要だそう。
「とくに水を使うミストタイプは手入れが大切。使ったあとそのまま放置していると、残った水が腐ったり、カビが生える原因になります。手入れせずに使い続けて、中のカビを部屋中にまき散らしてしまうことにもなりかねません。使い終わったら水を捨て、水滴をしっかり拭き取っておきましょう」
また、熱を帯びるランプタイプは、火傷や機器の故障を防ぐためにも、子どもやペットの手が届かないところに置くのがポイントです。
好みの香りを付ければ、マスク生活も快適に!
新型コロナウイルス予防のためにおなじみとなったマスク生活。「なにかと不快な香りになりがちなマスクですが、エッセンシャルオイルを活用することで手軽に気分転換できますよ」と中村さん。おすすめは、“マスクスプレー”を作ってマスクの外側にスプレーすること。
マスクスプレーの作り方
・精製水45ml
・エタノール5ml
・お好みのエッセンシャルオイル10滴
すべてを混ぜて、マスクの外側にスプレーで吹きかけるだけ!
「ただ、今はなかなかエタノールが手に入りにくいですよね。
そんなときは、ジップロックなど密閉できるビニール袋を使いましょう。化粧用コットンやティッシュにお好みのエッセンシャルオイル2〜3滴を染み込ませて、マスクといっしょに密閉ビニール袋に入れて、ひと晩おいてください。翌朝にはマスクにエッセンシャルオイルの香りが移っていますよ。精油が直接皮膚につかないように気をつけましょう」(中村さん)
鼻の神経は香りに慣れやすいので、午前中だけでも香りがとんだと感じることがあるそう。そんなときのために、ジップロックにはマスク2〜3枚を入れておくのがおすすめとのこと。好みの香りに癒されながら、マスク生活を快適に過ごせそうですね!
教えてくれたのは
株式会社生活の木
ハーブやアロマテラピーを日本に広めたパイオニア。世界32ヵ国にある提携農園で契約栽培された高品質のハーブと精油を直輸入し、直営店やオンラインショップにて販売。自然・健康・楽しさをキーワードに、企画開発から、グッズ製造、販売まで一貫体制。自然の恵みによる、さらなる「ハーバルライフの提案」を続けている。生活の木オンラインショップ
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