3段階に分けた台風対策
ダスキン/さくら事務所は3段階に分けた台風対策を紹介しています。
1:自宅点検
日ごろから自分の住まいの状況を把握することが重要!
台風に関わらず、定期的に点検しましょう。
【台風対策1:自宅点検】台風による水害と風害に備えよう!自宅でチェックすべき場所はどこ?
2:台風接近前の対応
「水害」「風害」それぞれの対策を取りましょう。
とくに室内に雨水を侵入させないようにすることが大切です。
3:台風通過後の対応
通過後の自宅点検や後始末をしっかり行いましょう。
気持ちよく家を維持することに繋がります。
【台風対策3:台風通過後の対応】通り過ぎてもまだ油断できない!点検・後始末も超重要なんです!
今回は2:の台風接近前の対応についてしっかり学んでいきましょう!
風害に備える【窓ガラス】
窓ガラスは建物の中でも弱い箇所としてあげられます。窓ガラスが割れて、破片でケガをしないためにも、雨水が室内に侵入することを防ぐためにも、しっかりと対策することが大切です。とくに大通りや庭など開けた場所に面した窓は、飛来物が飛んでくる恐れがあるので注意しなくてはなりません。
雨戸がある窓は雨戸をしっかり閉じておきましょう。ない場合は、以下の対策が必要になってきます。
【対策方法】
①窓ガラス一面を段ボールで覆い、サッシと段ボールを養生テープで固定しましょう。
②窓ガラスが大きい場合は、あらかじめ窓ガラスのサイズに合わせて段ボールを一枚板になるようにつなぎあわせておきましょう。段ボール同士をつなぐときは粘着テープを使用しましょう。段ボールがより強固になるように米印で補強すると効果的です。
③さらにカーテンを閉めることで、万が一、窓ガラスが割れても破片が室内に飛び散るのを防ぐことができます。
※雨戸は後付けの工事でも取り付けができるので、必要に応じて検討するのもおすすめです。
風圧で窓ガラスは割れない?
台風で窓ガラスが割れるケースのほとんどは飛来物の衝突によるもので、風圧でガラスが割れる可能性は非常に低いそうです。
築40年程度以上で掃き出し窓などの大きな単板(一枚)ガラスや網入りガラス、古民家などで使われている非常に古いガラスなどは、まれに風圧で割れる被害が発生していますが、とくに、平成12年6月以降に取り付けられた窓ガラスは規定が細かく定められているため、風圧で割れることはまずないとのこと。
格子付きの窓
格子が付いていれば、飛来物が窓ガラスに直接ぶつかることをある程度防ぐことができます。大きい窓ほどリスクがあるので優先的に対策しましょう。
大きな窓の対策を行って余裕があれば、格子付きの窓や小さな窓の対策もしておくと安心です。
水害に備える【排水口まわり】
排水口や雨どいが詰まっていたり、破損していると、正常に排水ができず雨水が室内に侵入する恐れがあります。
とくに台風時は、排水機能を上回る雨量の場合もあるので必ず確認しましょう。
また、溜まった落ち葉はムカデやダンゴムシなど害虫のすみ家にもなるので、害虫対策のためにも掃除は大切です。
【原因】
・落ち葉、ごみ、土、プランターの放置によって排水口が詰まり、水があふれる
・ヒビ、破損によって正常な流れで排水されない
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【対策方法】
水の流れを確保するため、詰まりの原因を掃除して取り除く!
①ほうきやトング、スコップなどで詰まりの原因を取り除きましょう。
②取り除いた落ち葉やごみはごみ袋に入れて処分。
排水環境を整えることが大切です!
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