お部屋が野暮ったくなっちゃう原因
お部屋が野暮ったく見えてしまう原因ってわかりますか?
それは「のっぺりとメリハリがない部屋」ということ。ほどほどに片付いてる、家具とかに統一感だってないわけじゃない、なのになんだか”オシャレな部屋”って感じがしない。
それはのっぺり感のせいなのです。
では、この”のっぺり感”を解消させるための3つの”メリハリ”をお伝えします。
“見せる”と”見せない”のメリハリをつける
メリハリとは、「減り(めり)」「上り(かり)」が語源。つまり強調するところは強調し、それ以外はちゃんと引っ込めるということです。
お部屋にもフォーカルポイントというのがあり、そこはまさに「見せる」場所。これを明確につくることで部屋全体にメリハリが効くようになります。
あなたのお部屋にフォーカルポイントはありますか?
作るときは、部屋のどこか壁一面をフォーカルポイントとして決めましょう。
TVの置いてある壁面。またはソファの後ろの壁など。部屋に入ってまず目に入る壁面やディスプレイしやすい壁面を選ぶといいでしょう。
フォーカルポイントを決めたら、飾り付けはその壁面に集中させます。ポスターや素敵な絵。雑貨を飾るなど。
飾り付けは一面だけ! いろんな箇所にゴチョゴチョとディスプレイを分散させると雑然とした印象、もしくはのっぺりとした印象になるのでご注意を。
色にもメリハリを演出!
家具の色やなんかも統一しているはずなのに、どうものっぺりした印象で垢ぬけない。その原因は色にメリハリがないことなのでは?
インテリアの世界ではリズムをつける、なんて表現もしますが色や形、配置にもリズムが感じられるとメリハリが出ます。
とくに色にメリハリをつけるとお部屋が一気に素敵に見えるので、その方法をお伝えします。
もっとも簡単な方法は観葉植物を配置すること。
グリーンというのは、モダンな部屋にもナチュラルな部屋にもマッチするベストカラー。そして、あえて選ばなければ緑系の家具って少ないものです。なので部屋の中に緑を差し込むと部屋の色味にメリハリが生まれやすいのです。
さらに観葉植物は、大きな物を選んだり、棚の上に飾ったりすることで高さにもメリハリを生み出せるのでおすすめです。
また色にメリハリを持たせるならラグでコントラストを持たせるのもおすすめ。
部屋にメリハリをつけるためにラグを選ぶなら、床色に近いラグを選ぶのは辞めましょう。まれにフローリングの上にフローリング柄のタイルクッションなどを敷いている場合がありますが絶対NGです。床が茶色などであれば、グリーンやイエロー、アイボリーなど床の色と遠い色味を検討してみましょう。
”影“でメリハリをつける!
最後に。簡単なのに一気に上級者のように見えるメリハリが”影”をうまく使うこと。
お部屋全体をひとつの照明で照らしてしまうよりも、明るいところと暗いところをあえて作ることでメリハリが生まれます。
方法は簡単で、フロアライトを配置するだけです。
フロアライトも色々と種類がありますが、背が高くて、上から下へと照らすタイプがのっぺり感をなくすためにはおすすめ。
観葉植物を照らす、ソファを照らすなど下に向けて光を当てることで影が生まれます。
その影が部屋に立体感を生み出し、のっぺり感を減らしてくれるのです。
リビングがおしゃれになると、心もワクワクしますよね。
ぜひお試しあれ!
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