「洗濯物たたみ」ができずに片付かない!取り込んだ洗濯物でリビングが散らからない方法

心と体

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2020.07.19

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洗濯物に”休憩所”をつくってあげよう

出典:www.photo-ac.com

洗濯物がクロゼットまでたどり着けない理由は、そこまでの道のりが長すぎるから。
だって、せっかく干し終わったのに取り込んで、畳まなくちゃいけないし、畳んだら今度はそれを各部屋の収納まで持っていって引き出しだのなんだのにしまわなくちゃならない。

長い旅には、休憩所が必要です。だから、洗濯物にも休憩所をつくってあげるのです。
洗濯物の休憩所の作り方は簡単。
洗濯物を”たたむ場所”に一時的な仮置場を作りましょう。

リビングでたたむのならリビングに。
ウォークインクロゼットがある洋室でたたむのなら、洋室に。
和室でたたむのなら和室に。

そんなに拾いスペースでなくて大丈夫です。半帖〜1帖もあれば充分。
そこを洗濯物の休憩所にしようと決めたらいくつか用意してほしいものがあります。

それは、ラグマットと衣類用のカゴ。

ラグマットはどんなものでも構いません。30センチ角のタイルカーペットなどでもOK。とにかくその場所を洗濯物の休憩所なんだとわかるように、床で区切りをつけます。
これを建築の世界ではゾーニングと言ったりします。境界線をつくることで、その場所に”意味”が生まれるのです。だから、ぜひラグマットなどで場所を区切ってください。

そして、取り込んだ衣類を放り込んで置けるためのカゴ。
しわくちゃになるのは気になるかもしれませんが、ソファの上に放り出していたのだったらカゴに放り込んだ方がマシです。少なくとも散らかって見えなくなる。

このときに、もしも余裕があれば家族分のカゴを用意して、放り込むときに人別にわけてしまうのもあり。あとは各人が自分でどうにかしてね、というのも家事シェアのひとつです。

置く場所を一箇所にまとめることで”散らからない”

本来置くべき場所でないところに置いてあるから、邪魔だしイライラします。
でも、置く場所をつくってあげてそこにまとめてあれば、散らかり具合は軽減されます。
いきなり完璧に毎回片付ける、というのが難しい、どうしても忙しい、という場合はこうした方法を活用してみてはいかがでしょうか!

 

三木 智有
NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家 子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。
初の著書『家事でモメない部屋づくり(ディスカヴァー・トゥエンティワン刊)』が7月17日に発売された。

 

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三木智有

三木智有

NPO法人tadaima!代表 日本唯一の家事シェア研究家/子育て家庭のためのモヨウ替えコンサルタント。著書に『家族全員自分で動く チーム家事』がある。

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