鏡を見るたびガッカリ。そんな「オバ髪」の要素とは?
女性ならいくつになっても、若々しく輝いていたいもの。なのに、肌のお手入れやスタイルキープは頑張っていても髪のメンテナンスは手抜き、という女性も多いのではないでしょうか。
VIホールディング株式会社が30代~40代のワーママを対象に行ったヘアケアに関するアンケートによると、「ヘアケアする時間は充分にありますか?」の質問に、6割以上のワーママが「ない(66.4%)と回答しました。やはり毎日の仕事や家事・育児に追われ、多くのワーママがヘアケアにかける充分な時間がないというのが現状のようです。
とはいえ、髪の美しさは「若見え」には欠かせない要素の一つ。実際、歳を重ねても若々しい女性は、髪の毛まで健やかなもの。体の中枢と違って皮膚や爪、髪といった末端部分は、どうしても栄養分の供給が後回しにされがち。新陳代謝が活発な若い頃はそうでなくても、歳を重ねるほどそれが顕著になってしまいます。よく「手や髪を見ると年齢が分かる」といわれるのは、あながち大げさな話でもないということですね。
「髪に年齢を感じる」シーンをたずねたところ、「白髪が増えた(39.9%)」と回答した女性が最も多く、全体の4割を占めました。老けた印象を一層強くしてしまう白髪は、まさに働くママ世代で直面しやすい年齢相応のお悩みだともいえますね。
ほかにも「パサついて艶がなくなった(23.7%)」「髪の毛のボリュームが減った(16.9%)」など、髪質の変化に悩む女性も多いようです。艶やボリュームに関しては、日々のヘアケアを充分に行うことで改善できます。
オバ見えを防ぐためにも、頭皮ケアも含めたヘアケアは定期的に続けていく必要がありそうですね。
見た目年齢=髪年齢!?髪は若さだけでなく健康状態のバロメーターだった
見た目年齢に直結してしまう、厄介な髪の「老化」。
アンケートでも「見た目年齢に重要な要素は何だと思いますか?」との質問に、「艶のある髪(66.1%)」と回答したワーママが最も多く、「ハリのある肌(65.4%)」や「手荒れや、シミのない手(50.7%)」をわずかに上回る結果となりました。やはり肌と同様に「髪」は、「見た目年齢」の重要な要素だと考えているワーママが多いんですね。
では実際に、「老けて見える髪」とはどんな髪を指すのでしょうか。「老けて見える髪」についてたずねたところ、「パサついている(73.6%)」との回答が圧倒的に多く、「艶がない(52.8%)」「うねり(25.5%)」「天使の輪がない(19.1%)」などのお悩みが続きました。
どうやら「オバ髪」の条件は、パサつきやツヤがないなどの外見的要素が強いといえそうですね。
毎日の食事で摂る栄養によって髪も成長するわけですが、髪や皮膚、爪といった体の末端部は生命維持に関わる順位が低いため、栄養が回ってくるのは最後の最後。つまり髪や爪がきれいな人は、それだけ健康的な食事や生活習慣が送れている何よりのサインになります。
よく「髪は健康のバロメーター」という言葉が使われるのもそのためなんですね。加齢とともに髪に現れやすい、パさつきやツヤがなくなるなどの見た目変化。体の内側と外側、ダブルのお手入れで緩和していきましょう。
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