きゅうりは夏バテ予防にぴったり
夏の水分、カリウム補給にも
きゅうりは95%が水分で、カリウムが多く含まれています。
カリウムは体内の余分な塩分を排出する働きがあり、高血圧の予防や、むくみの解消に効果的。さらに、カリウム不足は夏バテにもつながるため、きゅうりは夏場の水分、カリウムの補給にも適しています。
また、きゅうりの皮にはβカロテンが含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換し、皮膚や粘膜を丈夫にするほか、視力の維持、がん予防、免疫力の強化、アンチエイジングなど、健康を保つために重要な働きをします。
そのほか、強い抗酸化作用を持ち、生活習慣病や老化の予防、免疫力のアップにも有効なビタミンCや、肌、爪、毛髪の老化防止や修復作用があるシリカも含まれています。
なお、きゅうりに含まれる「アスコルビナーゼ」は、ビタミンCを破壊するといわれていました。しかし、最近の研究により、破壊するのではなく、還元型ビタミンCから酸化型ビタミンCに変化させることが分かってきたようです。
体内では、ビタミンCを必要に応じて、還元型から酸化型に変換させたり、酸化型から還元型に戻したりしています。還元型でも酸化型でもビタミンCであり、その効果に変わりはないといえます。
ダイエット効果もある!?
きゅうりに含まれる「ホスホリパーゼ」という酵素には、体内の脂肪の分解を助ける効果があると報告されています。ホスホリパーゼは熱に弱いですが、すりおろすと細胞膜が壊れて、その働きが促進されるといわれています。時間が経つと酵素の力が弱まるので、食べる直前にすりおろせば、ダイエットにも効果が期待できそうです。
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