【包丁マイスターに聞く】切れ味が料理に影響するって本当?誰でもできる家庭用包丁の研ぎ方を伝授します

料理・グルメ

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2021.01.30 更新

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簡易シャープナーや棒スティックタイプの包丁研ぎ器を併用するのも◎!

出典:www.kai-group.com角度を自分で調整する必要がない簡易シャープナーは、日常使いに便利。
(写真は貝印株式会社『関孫六 ダイヤモンド&セラミックシャープナー』)

出典:www.kai-group.comスティックタイプは、包丁に当てる角度を15度にキープして使いましょう。
(写真は貝印株式会社『ダイヤモンドシャープナー(スティックタイプ』)

 また、砥石とともに、写真のような簡易シャープナーやスティックタイプのシャープナーを併用するのもおすすめだそうです。

「利便性を追求しているものなので、とても簡単にでき、やればとりあえず切れやすくはなります。ただ、切れ味が落ちるのが早く、あまり刃持ちはよくありません。
 ですから、忙しいときは簡易シャープナーで、時間があるときは砥石で研ぐと、その包丁の切れ味のよさを存分に楽しめると思います」(林さん)

 簡易シャープナーを使うときは、包丁の根本から先端まで、軽く撫でるように通過させるのがコツ。
「がんばってやろうとすごく力を入れてやる方もいますが、じつは逆効果。撫でるくらいの力加減から始めましょう。また、包丁の一部だけをシャープナーに通すのもNG。包丁の端から端まですべて入れましょう」(林さん)

 スティックタイプを使用するときは、砥石と同じく、包丁の刃と棒が15度で当たるようにするといいそうです。

 日常的には簡易シャープナー、ここぞというときには砥石でこまめにメンテナンスすると、いい切れ味を長く楽しめるとのこと。気持ちよく切れると、楽しく、おいしく料理ができそうですね!

教えてくれたのは
貝印株式会社
明治41年創業。ポケットナイフの製造から始まり、卓越した職人技でキッチン用品、製菓用品、ビューティーケア用品などの生活用品から、医療用品、業界刃物まで1万点にも及ぶアイテムを国内・世界に向けて展開。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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