メリットだらけの田舎移住!3人に1人が検討している移住の本当のところ|お金は?仕事は?生活の充実度は?

家のこと

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2020.12.25

2020年、withコロナが叫ばれるようになり、リモートワークを導入する会社も多くなってきました。そういった新しい働き方が浸透してきたことによって、会社へのアクセスがいい都会に住み続ける意味を改めて考え直す人も増えてきたようです。会社の仕事もしっかり果たしながら、自然豊かな土地でのびのびと生活する、そんな新しい生活にシフトするのもいいかもしれません。

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もくじ

都心に住んでいる意味が薄れた!?
3人に1人は移住を検討
実際に移住した人の声
メリット1【家賃・生活費が安い】
メリット2【生活の充実度がアップ】
メリット3【仕事の効率がアップ】
移住するならどこへ?

都心に住んでいる意味が薄れた!?

リモートワークと節約時間出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

子どもを持つ30~40代の男女200名の合計500名を対象の「移住に関する調査」によると、都心で生活する人の約45%の職場がリモートワークを導入しており、リモートワークによって節約できた時間は平均1日3.55時間、1か月で71時間にも及ぶことがわかりました。

住む場所考えちゃう出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

そしてリモートワークをしている人の約7割が「住む場所についてより考えるようになった」と回答しています。さらに、そのうちの半数以上(51.5%)が「東京に住んでいる意味が薄れた」と考えていることが明らかになりました。
理由としては、「どこでも仕事ができるようになったから(69.5%)」、「出社する時間が勿体ないと感じるようになったから(67.4%)」が上位にくる結果となりました。

3人に1人は移住を検討

3人に1人は移住検討出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

移住してやりたいこと出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

リモートワークで仕事ができる人には、都会に住み続ける意味が薄れ、3人に1人以上(34.0%)が「2021年以降、移住を検討している」と回答しています。その理由として多かったのが、第1位「職場でテレワークの制度が導入されたから(43.1%)」、第2位「山や川・海などの自然豊かなところに住みたいと思ったから(34.9%)」、第3位「都会ではない場所でマイペースに生活したいと考えたから(34.9%)」という結果となりました。

移住先として人気が高かったのが、「都心から1~2時間程度の田舎」。都心から少しだけ離れた土地でのんびり暮らしながら、バランスよく働きたいという思いの人が多いようです。

実際に移住した人の声

移住者の声出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

都心から田舎へ移住した人へ『田舎へ移住をきめた理由は何ですか?』と尋ねたところ、「自然が豊かなこと(45.5%)」が最も多く、次いで「都心へのアクセスがよいこと(42.0%)」、「家賃など、生活費が安いこと(40.0%)」が続きました。

メリット1【家賃・生活費が安い】

生活費が安くなる出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

都会と地方の暮らしの大きな差として挙げられるのが、家賃や土地価格、そして生活費を大きく左右する物価ではないでしょうか。調査によると、都心暮らしに比べ田舎暮らしの方が、1か月あたり家賃 -31,951円、食費 -4,995円、食費以外の生活費 -8,124円と、合計約45,000円、年間では約540,000円金銭に余裕が出ることがわかり、移住することのメリットとして最大の魅力になっていることがうかがえます。

メリット2【生活の充実度がアップ】

充実度出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

2つ目のメリットにあげられるのが、暮らしの充実度アップです。移住した人に田舎移住前と移住後の生活の充実度について尋ねたところ、「都心暮らしの頃の生活」に充実感を感じていた人が74%に対して、現在の「田舎暮らしの生活」に充実感を感じている人は84%。都心から田舎へ移住したことにより、生活の充実度が10%UPしたことが明らかになりました。リモートワークによって、余裕の出た時間で趣味の時間を作ったり、自然あふれる土地で子育てに力を入れることがかなうかもしれません。

メリット3【仕事の効率がアップ】

仕事の効率アップ出典:www.town.nagatoro.saitama.jp『長瀞町役場調べ』

3つ目のメリットは、仕事効率のアップです。半数以上(54.5%)の人が「効率が上がったと感じる」と回答しました。さらに、「効率が上がった」と回答した人にその理由を尋ねたところ、上位から「日々の生活で感じるストレスが減った(60.6%)」、「時間に余裕ができた(50.5%)」、「プライベートが充実した(45.9%)」という結果となりました。通勤時間がカットされたり、密だった会社での人間関係から距離をおくことで、時間の余裕、余暇を楽しむ余裕ができ、ストレスが減ったベストな状態で仕事に邁進できるようです。

移住するならどこへ?

長瀞出典:www.town.nagatoro.saitama.jp

では、移住先としてどこがいいのでしょうか。それなりに物価も家賃も安く、それでいてすぐに都心にでれるところだと、移住へのハードルはグッと下がるはず。

『都心部から1~2時間ほど離れた田舎である鎌倉、葉山、長瀞、奥多摩、つくば、勝浦へのイメージ』という調査がある通り、鎌倉や葉山、つくばなどが検討されているようです。

ちなみにこのアンケートでは埼玉県の北西部、秩父地域の北東に位置する長瀞が「隠れた名所(26.2%)」で第1位となり、「自然の豊かさ」「家賃・生活費の安さ」でもそれぞれ2位を獲得。ライン下りやラフティングをはじめとするウォーターアクティビティはもちろん、キャンプや登山など、初心者から上級者まで様々なアウトドアが楽しめるところが人気のポイントのようです。
町全体が自然公園に指定されるほど自然が豊かでありながら、都心へのアクセスが良く「田舎暮らしには憧れるけど、不便すぎるのも困る」、「週末は都内に遊びに行ったり、現在の交友関係は継続させたい」という方にぴったりな町なんだとか。

長瀞町のほかにも、その人その人のニーズにあった移住先が日本のいたるところにあるはずです。自分の働き方を見つめ、住環境を見直すことができるのであれば、思い切って田舎移住を考えてみてはいかがでしょうか。心に余裕のある生活が待っているかもしれません。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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