道具を変えるだけで時短に! 計量作業が楽になる3アイテム

家のこと

2021.01.11

「時間を貯める」という概念を提唱する『時間が貯まる 魔法の家事ノート』の著者、三條凛花さん。無理しない家事で幸せな毎日のアイデアを発信しています。今回は、計量作業を楽にしてくれるアイテムで、料理時間を短くする方法を教えてもらいました。

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料理時間を短くするには「計量」が肝

サンプルイメージ

料理というのは、たくさんの動きを含む家事です。中でも、意外と工程が多いのは「計量」。言葉にすると「計量」と一つで済むけれど、実際の動きは複雑です。

1.レシピを読む

2.複数の調味料や計量スプーンを用意する

3.レシピを確認しながら、一つずつ、計る

人がぱっと覚えられる数は3つまでだと言われています。調味料の数が多ければ多いほど、レシピを確認する回数は増えます。つまり、工程がどんどん増えていくのです。これが、レシピ通りのご飯作りが面倒に感じられる理由です。

たとえば、同じ料理を作るのでも、市販の素があったらどうでしょうか。市販の素を使わなくても家にある調味料で作れるのに……という話もよく聞きます。私自身もそう思っていました。

ところが、子どもが生まれてから市販の素を買ってみたらその便利さに驚きました。材料を切って、素で和えたり煮込んだりするだけで簡単に一品できてしまう。それは思っていた以上に「楽」でした。

ただ、素に頼れないという人もいると思います。たとえば、ダイエット食や幼児食として作りたい場合には向きませんよね。自分で中身を把握できている方が無難です。

そういう場合の一つのアイディアは、目分量の研究です。計量そのものをしないで済むように、おいしくなる組み合わせで目分量でやってみよう!という記事も書いています↓
副菜が1分で完成!「適当調味」を研究して時間を貯めよう

そしてもう一つの方法は、計量作業を楽にするアイテムを使うこと。ここでは3つのアイテムをご紹介しましょう。
 

ミニ計量カップ

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私が持っているキッチンツールの中で、なにか一つをおすすめするならば、迷わずこれを選びます。小さな計量カップです。
小さじ1単位での細かな目盛りがあるのが特徴です。調味料を注ぐだけでかんたんに計量できます。しかも、量によっては、この中でそのまま混ぜてしまうこともできます。

洗いものも減りますし、工程を大幅カットすることができます。
私が使っているのは「ミニ計量カップ」(イノマタ化学)という商品です。値段はなんと110円(税込み)。ネットでも購入できますし、100円ショップでも売られています。私はダイソーで購入しました。
 

段々になっている計量アイテム

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段になった形状の計量アイテムもおすすめです。段差ごとに目盛りがついているので、とても見やすいです。
私が使用しているのは「段々計量カップ」(山崎実業)とう商品です。値段は200mlのものが770円(税込み)、500mlのものが1,100円(税込み)。電子レンジにも食器洗浄機にも対応しているのがうれしいです。

同じシリーズの計量スプーン「段々計量スプーン」(山崎実業)も便利。底面が平らになっているので、置いたまま計量できるのも魅力的。なお、写真のものは「ハート」というシリーズですが、「LAYER」というシリーズはスタイリッシュなデザインです。
 

ワンカップボウル

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計量するときによく使う単位「1カップ」。一番上の目盛りまで注ぐだけかんたんに1カップを計れるのがこちらのアイテムです。1カップなら1杯、2カップなら2杯。500mlの計量カップだと、たくさんある目盛りの中から1カップを探さなければいけないけれど、ひと目で判断できるのが便利です。

計量カップとしてだけでなく、ちょっと卵を溶きたいときや、調味料を混ぜるとき、ミニトマトなど小さな野菜を少しだけ洗いたいときにも使えます。こちらはダイソーで購入しました。

 

計量カップは一つあるから……ではなく、こんな小さなものだからこそ、使い勝手を考えていくつか持っておくとラクになりますよ。ぜひ試してみてください。

※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。

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著者

三條 凛花

三條 凛花

夫、4歳の長女、0歳の長男、猫2匹と暮らしています。暮らしの中にあるさまざまなプチストレスは、探す・調べる・迷うといったことが原因です。そうしたむだな時間をなくして、自由に使える時間を貯める工夫を発信しています。著書は『時間が貯まる 魔法の家事ノート』(扶桑社)、『365日のとっておき家事』(三笠書房)など。

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