過半数の方が悩む便秘
今回saitaが行ったアンケート調査によると、「便秘対策をしていますか?」という質問に「便秘ではない」「今はしなくても大丈夫」と答えた方は合わせて48.8%。逆にいえば、半数以上の方が便秘に困っていることがわかりました。
また、自身の便秘対策に「満足していない」と回答した方は42.3%。便秘に悩み、さまざまな対策を取っているにも関わらず、4割以上の方は改善していないようです。
便秘の原因は?
そもそもなぜ便秘になるのでしょうか? 便秘を引き起こす要因には「不規則な食事・生活」「食物繊維・水分・脂質などの摂取不足」などのほかに、「緊張・恐怖・悲しみなどの精神的要因」「浣腸や下剤の乱用」「体質」など、精神的なものや下剤の使いすぎなどもあるようです。
参考:厚生労働省e-ヘルスネット「便秘と食事」
便秘に最も効果のあった方法は?
では、そんな便秘に悩む方が実践して、本当に効果のあった方法は何でしょうか?
「一番効果があると感じている対策」を聞いたところ、「水分をよくとる」という方法が最も効果があったようです。便秘の原因にも「食物繊維・水分・脂質などの摂取不足」とあるように、水分を十分に取れていない方も多いのかもしれません。さまざまな方法を試して、水分をとる大切さに気づいた方も多いのですね。次に「食事に気をつける」ことや、「薬や漢方」などが効果があったという声もありました。
水分をとるタイミングは?
最も効果のあった「水分をよくとる」ことですが、飲むタイミングも大事です。朝一番に水分を摂取すると腸が刺激されて便意を催しやすくなります。また眠っている間に汗をかくため水分不足で便が硬くなことも。寝る前に水分をとることも忘れないようにしましょう。
便秘改善を期待できる食べものは?
また「食事に気をつける」際には、食物繊維を多く含む食品をたくさんとりたいところ。食物繊維を多く含む食品には、たけのこ・緑黄色野菜・ごぼう・さつまいも・ふき・大豆・ひじき・かんぴょう・切干大根などがあります。
また、パインアップル・いちご・りんご・牛乳・ヨーグルト・プルーン・梅干など有機酸を多く含む食品も積極的にとりましょう。また白米より七分つき米・胚芽米・玄米のほうが食物繊維の量も多くなるとのこと。腸内環境を整えるため、日頃からこれらの食材をしっかりとりたいですね!
みんなが実践して最も効果のある方法は「水分をよくとる」ということでした。忙しい日々を過ごしていると、気付くと「水分をしばらくとっていない……」ということもあるかもしれませんね。まずは水分をしっかりとることを意識することから始めてみてはいかがでしょうか?
参考:厚生労働省e-ヘルスネット「便秘と食事」
※表示価格は記事執筆時点の価格です。現在の価格については各サイトでご確認ください。