非常時に持ち出す最低限の備え
非常時に持ち出す最低限の備えは、両手が使えるリュックを準備しています。我が家ではアイリスオーヤマの防災リュックセット33点セットをセレクト。東日本大震災を宮城で経験した防災士が監修した、避難初日に役立つ安心アイテムがセットになっています。一から自分で準備するのはハードルが高いなと思う方には、セットになっているものがおススメです。我が家では防災リュックセットに消毒液・モバイルバッテリー・ラジオ・乾電池・現金を追加していま1す。
被害が長期化した際の備え
被害が長期化した際の備えは、無印良品の頑丈収納ボックスにまとめています。
ボックスの中身は
- トイレットペーパー
- アルミホイル
- キッチンペーパー
- 紙コップ
- 水・食料の備蓄
たくさんの備えがあれば安心ですが、収納スペースを取りすぎて、生活の邪魔になっても困るので、日常のストックとは別に、最低でもストックしておきたいモノをこちらに収納しています。持ち方、量はご家庭でさまざまかと思いますので、家族と改めて話し合ってみてください。
食料の備蓄
食料の備蓄は災害食ではなく、普段食べなれているレトルト食品などを準備しています。定期的に古いモノから食べて、食べた分を補充する「ローリングストック法」です。定期的に消費して新しいモノを買い足すことで、賞味期限切れを防ぐことができます。賞味期限が近付いてきたら、ランチなどで消費します。食品ロスや無駄な出費を抑えることにもつながります。
どこに収納したらいい?
防災グッズはどこに収納するのがベストなのか悩みますよね。非常用持ち出し袋は、いざという時に持ち出しやすいように、玄関やリビング付近に収納しておくのがおススメです。我が家の玄関は収納スペースが少ないため、階段下の押入れに収納しています。収納している場所をしっかり家族で共有しておくことも大切です。また、浸水の危険性の高い住居の場合は、被害が長期化した際の備えは、2階に収納しておくと安心です。また就寝時の災害を考えて、懐中電灯などの明かりを寝室においておくのも大切です。
収納ケースは丈夫なモノを
我が家では無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」に収納しています。押入れが潰れたり、家具がぶつかったりしても安心な、丈夫なケースが望ましいです。スーツケースや、クーラーボックスなどもおススメです。
いつ起こるかわからない災害に怯えるのではなく、大切なのは日々の備えです。防災は特別なことではなく、日常生活の延長と考えましょう。日々の片付けに、万が一の際、どうしたら身を守れるのかという視点をプラスしていくと、自然と家も片付き、備えも整うかと思います。我が家の備えはまだまだ不十分ですが、家族で防災について話をすることが一番大切だと思います。今後も、家族で防災について話す時間を意識的に作って、普段から何がどこにしまってあるか分かるようにしておきたいと思います。いざという時に、少しでも落ち着いて行動できるよう、できることからはじめてみませんか。
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