「もう40歳だから」は禁句!年齢を言い訳にしないボーク重子が伝えたい「花開く40代」の生き方

家族・人間関係

 「もう40歳だから」は禁句!年齢を言い訳にしないボーク重子が伝えたい「花開く40代」の生き方
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サステナブルな夫婦関係になるために

――重子さんは著書の中で「早いうちからサステナブル(持続可能)な夫婦になる」ということを薦められています。サステナブルな夫婦になるためには何が必要ですか?

女性活躍時代となった今、夫婦にとって大事なのは男性が変われる環境を作ることだと思います。夫婦が一緒に作っていくのが家庭です。時には夫が仕事を減らして、妻が仕事を増やして助けるのもいいですよね。男性もいっぱいいっぱいだから、女性が「助けて」という声を上げていても、助けられる立場にないんですよね。だからこそ、男性にとっての「べき」も外していかなくてはいけないと思います。

例えばもし旦那さんが「自分が仕事をして妻が家庭を支える」という考え方に固執していて、自分でもずっと仕事をしたいと思っているなら、仕事をしたいという提案をしてみてください。ただその際の伝え方は一工夫必要です。「子どもはいずれ育つので自分も仕事をしたい」という思いや、「一人で仕事も家事も育児も負担するのは余裕がなくなって子育てにも影響してしまうので、あなたも分担してほしい」と相談しましょう。その際には将来に備えた収入アップや、万一夫がリストラされたときも慌てずにいられること、夫が家事や育児をすることで子どもに好影響があるなどのメリットも伝えられるといいですよね。
自分がどんな思いを持っているかを語り、それと同時に相手にどうしてほしいのか、それをするとどんなメリットがあるのかを提案できるといいですね。また協力してもらったときには、完璧を求めず、感謝を伝えることも大事です。

――諦めずに自分の思いを論理的に伝えるのですね。

そうです。夫婦は所詮他人。分かり合えない部分もたくさんありますが、だからこそ一方の言い分だけがまかり通る関係では夫婦は長続きしないですよね。お互いが幸せになるように妥協することがサステナブルの秘訣です。そのためにはガマンしないこと、相手へのハードルを下げること、論理的に相手に伝えることが何よりも大事です。

お話を聞いていると、40代ってまだまだこれから! と言う気持ちになりますね。これから、より自分の人生をよくするためにも、変化を恐れずに挑戦していける気持ちを持ちたいと感じました。

お話しを聞いた方:ボーク重子さん

Shigeko Bork BYBS Coaching LLC 代表、ICF会員ライフコーチ、近刊「非認知能力の育て方(小学館)」「子育て後に何もない私にならない30のルール(文藝春秋)」など多数

子育て後に何もない私にならない30のルール(文藝春秋)出典:books.bunshun.jp

最新刊『子育て後に「何もない私」にならない30のルール』にはボークさんからの応援メッセージがたくさん!読むと元気と勇気が出てきますよ、ぜひ読んでみてください。
 

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