顔が浮腫む原因
顔がむくむ原因はさまざまです。例えば、前日のアルコール摂取過多・寝不足・水分の摂り過ぎ・ホルモンバランスの乱れ…などなど。どの原因にも通じるのは、体内の循環機能が低下しているという点です。
とくに心臓から遠い場所、つまり足元や顔はむくみが起こりやすい箇所と言われています。
体を温めたり血液の循環をよくすれば、むくみが改善されると分かっていても「朝の忙しい時間にゆっくり湯船に浸かっている暇はない…!」という方こそ、うさぎのポーズをおすすめします。たったの30秒ポーズを取り入れて、手軽にむくみを解消してしまいましょう!
うさぎのポーズを行うメリット
顔のくすみ改善
ポーズを行うことで頭頂部にほどよい刺激が加わり、滞っていた血液やリンパの流れを促進する効果があります。血流が良くなることで、顔のむくみと同時に頭痛で悩んでいるという方にもおすすめのポーズです。
「頭がスッキリしない」「頭皮が硬い気がする」といった場合にも、頭部周辺の緊張を緩めてくれる効果があります。
思考がスッキリする
頭頂部のエネルギーが集まるポイントと言われている「百会(ひゃくえ)」を刺激することで、気分的なリフレッシュ効果も期待できます。「なんだかボーッとする」というときにも、効果が得られやすいポーズです。
悩み事や多忙によって、思考が乱れている時のリセット方法としてもおすすめです。
首こりの軽減
頭痛や眼精疲労、首こりで日々お悩みの方は、頭部の皮膚が硬くなってしまっているケースも少なくありません。とくに悩んでいる人が多い首こりの解消にも、うさぎのポーズは効果的。頭頂部から首までストレッチがかかるため、デスクワーク時間が長い人にも試して欲しいポーズです!
顔面スッキリ「うさぎのポーズ」
うさぎのポーズは床に頭頂部を床につけるポーズです。
痛みを感じるときや初めてポーズを行う場合は、ヨガマットやバスタオルの上で行っても構いません。大切なのは「痛気持ちいい」という感覚です!
ポーズのやり方
- 正座の姿勢からスタート。足首がつらい場合はつま先を立ててもOK。
- 両手を膝の横あたりにつき、額を床につけて土下座のようなポーズから徐々に頭頂部で床を押していく。
- ゆっくり息を吐きながらお尻も持ち上げていき、膝の真上にお尻がくる位置まで上げる。
- チャレンジできるようであれば床から両手を離し、背中で両手を組んで天井方向へ伸ばす。
- ゆっくり呼吸しながら、30秒ほどキープする。
ポイント
膝をついているとはいえ顔面が逆さになるポーズのため、気分が悪い場合はすぐにポーズを中止しましょう。
無理せず、両手を床についたままでもOKです。その場合は両手を床につきながら、頭頂部に刺激を与えて「痛気持ちいい」と感じるところを、床でグリグリと刺激してあげるだけでも効果を感じることができます!
その日の気分や体調に合わせて、ポーズの難易度は自由に調節してください。
まとめ
うさぎのポーズは顔のむくみなど外見だけでなく、気分的なリセット・リフレッシュ効果を得ることもできる一石二鳥のポーズ。広い場所も道具も必要ありません。
朝起きて、鏡でチェックした自分の顔に愕然とした時は、迷わずうさぎのポーズを試してみてくださいね!