【お悩み2】細い体型とどうしても地味になりがち…息子24歳
ずっともやしっこで、ほそい体型が悩みです。また、無地のもの、好みの色も黒、白、カーキ、グレーなので、同じような洋服になりがちです。あまり派手にしたいわけではないですが、オシャレに見える方法ってなんでしょうか。
山本あきこさんの答え:ワイドシルエットとくすみカラーを取り入れて
今回のポイントは2つです。体型カバー(今回は細くか弱くみえないように)と新しいカラーへの挑戦です。
チェンジポイント1:ボトムはワイドシルエットに!
ほそい体型がお悩みの方が今履いているようなスリムなボトムを履いてしまうと、細さが強調されてしまいます。
ボトムのシルエットをワイドに変えましょう。中でも、GUのドライワイドテーパードイージーアンクルパンツは、ワイドだけど足首に向けて細くなるテーパードシルエットで、とてもおすすめです。
チェンジポイント2:くすみ系カラーで遊ぼう
もう1つは、カラーを取り入れてあげましょう。といっても、いきなりビビットカラーは抵抗があり、着ないと思うので、“くすみカラー”をセレクトしてみてください。ベージュがかったピンクやくすみブルーなどは、肌なじみがとてもよく、ベーシックカラーとも相性抜群です。このコーデの場合、シャツのインナーのTシャツをくすみカラーにしてあげると、見える面積も少なく挑戦しやすいと思います。
まずは1ヶ所から始めてみよう
どちらのケースも、まずはボトムからチェンジでしたね。ボトムスは、山本あきこさん曰くボトムはコーディネートの土台なんだとか。
ファッションに悩む方は、全身ガラッと変えるのではなく、今持っているものをいかしつつ、まずは1ヶ所から変えてみましょう! それだけで、見た目はとても変わります。1ヶ所からなら、息子さんもとても挑戦しやすく、着ているうちに本人もだんだんオシャレが楽しくなりますよ。
教えてくれたのは:山本あきこさん
スタイリスト、ライフ&ファッションスタイリスト協会代表。
ファッション誌や広告など多くのスタイリング経験を生かし、「モデルではなく一般の人でもプロのスタイリストに気軽に相談できる場をつくりたい」と2013年より毎月個人向けのパーソナルスタイリングやスタイリングを教える講座などを開始し、独自のコーディネート理論を確立。以来、予約開始と同時に申し込みが殺到する「予約の取れない」スタイリストに。これまでのクライアント数は1万人以上にのぼり、作ったコーディネート数は30万を超える。
著書『見るだけでパっと決まる! 男子ファッション最強図鑑』(かんき出版)には知っておくだけでオシャレになれる情報が満載!