トマトの選び方と保存方法ではさまざまなトマトの特徴と、冷蔵・冷凍別の保存方法をお伝えしました。
新鮮なトマトを見分けるためにはヘタと果実の表面のハリツヤが大切です。
ヘタが萎びてしたり、果実にハリがなく、柔らかくなっているものは鮮度が落ちています。
ツヤがありパンっと実が張ったトマトを選ぶようにしましょう。
冷凍したトマトは生食には向かないので、加熱用になります。
今回はトマトの栄養面、調理のコツ、おすすめのレシピについてお話していきます。
高い抗酸化作用に注目!ガン・生活習慣病の予防効果
トマトの赤は、「リコピン」と呼ばれる色素成分によるもの。
リコピンには抗酸化作用があり、ガンや生活習慣病予防効果が期待できます。脂溶性のビタミンEと同時に摂ると吸収が高まるため、オリーブオイルとの相性が抜群です!
また、免疫機能を高める効果があるビタミンB1、B2、C、Eやカロテンを含んでいるほか、体内のナトリウムを排出するカリウムなど豊富な栄養を含んでいます。
夏の紫外線対策に!トマトの抗酸化・ビタミンパワー
トマトに含まれるリコピンには抗酸化作用があり、ビタミンC・Eには肌の健康を促進する効果があります。
紫外線による肌のダメージが気になる夏に、トマトはぴったりなお野菜です。
またビタミンCは免疫力を高める効果があるので夏風邪予防効果も期待できます。
栄養価はミニトマトの方が高い!
効率よく栄養を補給したいならミニトマトがおすすめ。
同じ量の大玉トマトと比べ、ビタミンB群・ビタミンC・カリウムは約1.5~2倍、リコピンは約3倍も多く含まれています!
大玉と比べて糖度も高いので、甘みの強いトマトソースが作れるのも魅力です。
主な栄養素
- リコピン
- ビタミンC
- ビタミンE