「ガードル」持ってる?アラフォーが「ガードル」を使うべき理由とは!?

心と体

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 ピーチ型ヒップ

2021.07.08

こんにちは、インナーウエアコンサルタントのおぬまともこです。 突然ですが、皆さんガードルを履いていますか? ある調査によると、女性の3人に1人はガードルを持っていません。持っていても平均2枚くらいだそうです。ブラジャーはほとんどの方が着用されているのにガードルは着用していないのですね。でも、年齢を重ねると徐々に着用する方が増えます。お腹やヒップのラインが気になり始め、あわてて着用するようです。 今までほとんど履いたことのなかった方のためにも、なぜガードルを履いた方がよいのか、どのような効果があるのか、などを見ていきましょう。

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年齢によるヒップ周りの体型変化

年齢を重ねると脂肪が柔らかくなりバストと同じくヒップも下垂します。
また、お腹まわりにも脂肪がついてきます。
実はバストよりお腹やヒップに体型変化を感じている女性は多いのです。

ピーチ方型ヒップ出典:stock.adobe.com左がピーマン型ヒップ、右はピーチ型ヒップ。

イラストのように、若いと横に丸いピーチ型ヒップですが、年齢を重ねると縦に長いピーマン型ヒップになってしまうのです。
こうなるとヒップポイントは下がり、足が短く見えます。
また、ウエストまわりにも脂肪がつき、くびれもなくなってしまうのです。
ピーマン型をピーチ型に近づけてくれるのがガードルです。

お腹とヒップのスタイルアップ

年齢を重ねてからのスタイルアップにはやはりガードルが効果的です。
ただ、どのガードルでも良いというわけではありません。

まず、ヒップを押さえるのではなくしっかり包み込み、持ち上げる工夫があるガードルを選んでください。
具体的にはヒップを丸く包み込む余裕があるもの。パワーネットなどはヒップの下辺についているものです。
ヒップ自体をつぶすようについているものはおすすめしません。
ヒップを小さく見せるのではなく、持ち上げて足を長く見せることが目的です。

また、ウエストのくびれを作るものではなく、下腹部をおさえるのがガードルです。
そのため、ウエスト部分は少し余裕があるものを選びましょう。
座ったときにウエスト部分にお肉が盛り上がるようなものはおすすめしません。

以上のポイントを考えて選ぶと楽でスタイルアップできるガードルを着用することができます。

筋肉をサポートし姿勢をキレイに

お尻出典:stock.adobe.com

年齢と共に筋肉が減り筋力が弱くなることはよく知られています。
特に女性に多く姿勢をキレイに保つ力が弱くなるのです。

猫背のような前傾姿勢の方が楽に感じるのは、お腹まわりの筋肉が弱くなっているからかもしれません。
実はサポート力のある下着は筋肉を助ける力もあるのです。

特にガードルは、骨盤を起こしまわりの筋肉をサポートします。背筋がすっと伸びて姿勢もよくなるので見た目も若々しくなります。
ガードルを履くことはスタイルアップだけではなく、健康にもつながるのです。

ヒップのハミ肉対策にはロングガードル

ガードル出典:www.ac-illust.com

ガードルにはショートタイプとロングタイプがありますが、柔らかくなったお肉にはロングタイプがおすすめです。
なぜかというと、ヒップラインが断然キレイになるからです。ヒップと太ももの境目に段々を作らず、キレイにヒップアップしてくれます。
ぴったりしたボトムのときには特に違いが分かりますよ。

ただ、夏は「暑い」「短いボトムに合わせやすい」などショートタイプを好む方も多いのです。
TPOや季節、ファッションによって使い分けていきましょう。

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ブラジャーに比較してガードルを着用する女性が少ないことに驚きます。
「ガードルが嫌い」と言う方に理由を聞くと「きつい・苦しい」「履くのがめんどう」「おしゃれじゃない」など。もしかしたら窮屈なガードルを履いたことがあり、何年も「ガードルを履くのは大変」と思い込んでいるだけかもしれません。

最近では、ソフト・ミディアム・ハードなど、サポート力にも段階があります。窮屈感が嫌いな方や初心者はソフトタイプから始めると良いでしょう。また、きちんとした場所ではハードタイプが平気でも、おうちでリラックスしているときは窮屈に感じます。どんな時に着用するかでも窮屈感は違うものです。

ガードルを上手に利用して健康的なスタイルアップ美人を目指しましょう!

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著者

おぬまともこ

おぬまともこ

下着メーカーでインストラクターを経験後独立。特に悩みが多い40代以降の女性に下着の選び方や基本知識をお伝えしています。TV、ラジオ、雑誌、新聞などに出演。最近ではTVショッピングやWebで下着の紹介などもしています。

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