材料
■ネギ油の材料■
- 長ネギ 1本
- 玉ねぎ 1個
- にんにく 2個
- 鷹の爪 2本
- ラード 300g
- ごま油 100g
■チャーハンの材料■
- 白ごはん 200g
- 卵 1個
- チャーシュー 適量
- 小エビ 8個
- 長ネギ 適量
- グリンピース 25個
- ネギ油 適量
- 塩 適量
- ホワイトペッパー 適量
- いの一番 適量 (うま味調味料)
- チャーシューのタレ 適量 (手作りチャーシューを作ったあとのタレ。なければ、だし汁、料理酒、みりん、砂糖、醤油を煮詰めたもので代用)
- 紅生姜 適量
ネギ油の作り方
1.ラードをフライパンに入れ、加熱して溶かします。
2.半分に切って手のひらでつぶしたニンニクを入れ、キツネ色になったら、ざく切りにしておいた玉ねぎ、長ネギ、ごま油を加え、弱火で香りをしっかりラードにうつしていきます。
(ニンニクは焦げそうになる手前で取り出しましょう!)
3.ネギ類にしっかり火が通ったら、火を止めて、取り出しておいたニンニクと鷹の爪を入れて、粗熱を取っていきましょう。
4.冷めたら、ザルで材料をこして、ネギ油の完成。
中華風の炒め物類や豆腐やカルパッチョにかけたりと、使い勝手のいいネギ油。これを今回はチャーハンに使ってみましょう。
ネギ油を使ったチャーハンの作り方
ポイント:卵とご飯を先に混ぜる
1.溶き卵にご飯を入れ、ご飯一粒一粒をコーティングするように混ぜましょう。
2.フライパンに少し多めにネギ油を入れ、角切りにしたチャーシューとカットしたエビを加えて炒めます。
3.そこに卵と混ぜたごはんを加えて、強火にして炒めましょう。
(しゃもじで混ぜるのではなく、フライパンを振って返すと、よりパラパラに)
4.ご飯がパラパラしてきたら、塩、ホワイトペッパー、いの一番(うま味調味料)で味付けをし、細切りにした青ネギ、グリーンピースを加え、さらに炒めます。
5.事前に煮詰めておいたチャーシューのタレを鍋肌に入れたら、フライパンを振って、全体に馴染ませるように炒めましょう。
お好みで紅ショウガをのせて完成!
ネギ油を作るのは、ちょっと手間はかかりますが、この油を使うといつもの炒め物やチャーハンが、劇的に美味しくなります。今回ご紹介したチャーハンは自家製チャーシューとその時に残ったタレを味付けで使っていますが、市販のチャーシューでも大丈夫。タレもだし汁、料理酒、みりん、砂糖、醤油を煮詰めたもので代用できますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
今回教えてくれたのは、岩野上幸生さん
岩野上 幸生(いわのうえ こうせい)さん
1985年生まれ。長崎県出身。18歳から料理の修行を始め、24歳で独立。現在は東京で飲食店を複数手がける人気料理人となり、企業コンサルティングや料理の技術指導なども手掛け、マルチに活躍中。YouTubeチャンネルの「飲食店独立学校 /こうせい校長」では、さまざまな料理のテクニック、役立つ情報を発信している。