寝る前1分でむくみスッキリ!老廃物を流してほっそり脚に変わる“1分むくみ解消運動”

心と体

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2021.07.29

むくんだ状態は体内に余計な水分や老廃物が溜まっている証拠です。とくに、下半身はむくみの出やすい場所。すぐに対処せずに放っておくと、血流やリンパの流れも悪くなり、いずれは老廃物の固まり『セルライト』になってしまいます。 その日のむくみは、その日のうちに。 今回は、悪いものを身体に溜めない寝たままできるリセットポーズをご紹介します。

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そもそも「むくみ」の何が悪いのか?

むくみは食べたものや体調によって、身体に出る日があったりなかったり…。そのため「多少なら、放っておいても大丈夫かな」と安易に考えていませんか?
足のむくみは長めのパンツを履いてしまえば隠せますし、見えなきゃいい精神ですぐに対処していない人も多いのではないでしょうか。

むくみ足出典:stock.adobe.com

むくみは血流やリンパの流れが悪くなりやすい場所に出やすいと言われており、免疫機能低下や冷え性を招く原因としても深く関係しています。
私たちの心臓は、ポンプのように血液を身体中に送り出す役割をしており、心臓から遠い場所……下半身はポンプの勢いが衰えやすいことから「むくみやすい箇所」と言われているのです。

ポンプ出典:stock.adobe.com

むくみがあるということは、体内に余計な水分老廃物が溜まっているということ。
本来ならそれらを排出する手助けをしてくれる血流やリンパの流れが悪くなるだけでなく、代謝までも落ちてしまい、脂肪燃焼の機能も低下していきます。
「むくみ」と「痩せにくさ」は切っても切れない関係なのです。

むくみはセルライト予備軍!

先ほど「むくみを放置することで脂肪燃焼の機能が低下する」とお伝えしましたが、そこにはちゃんとした身体のサイクルがあります。
脂肪を構成する脂肪細胞自体も、老廃物を溜めてしまう性質を持っています。脂肪燃焼効果が低下した身体には、どんどん悪いものを溜めた「悪質な脂肪細胞」が残っていくことに…。これがセルライトの正体です。

良い脂肪と悪い脂肪出典:stock.adobe.com

悪質な脂肪細胞は、質の良いA5ランクのような脂肪と違って、硬く凝り固まっているのが特徴です。噛んでも噛んでも噛み切れない質の悪い肉と同じように、セルライトはたとえ運動をはじめても、燃えにくい脂肪になってしまっている状態です。

むくみそのものがセルライトに進化するわけではありませんが、放置することで確実にセルライトを作りだす手助けをしてしまっているということを頭に入れておきましょう。

むくみ解消かんたんポーズをご紹介

寝たままの状態で、1分あれば完了する簡単ポーズをご紹介します。
身体の柔軟性なども関係なく、特別な筋力も必要ありません。誰でも試せるむくみリセットポーズですので、ぜひチェックしてみてください!

むくみ解消ポーズ出典:stock.adobe.com

  1. まず、上の画像のような状態になり両足を揃える。
  2. できれば全体が90度になるところまで持ち上げ、つらい人は少し角度を緩めてもOK。
  3. かかとを天井方向にグッーっと突き出し、30秒ほどキープ。
  4. リラックスした呼吸を心がける。

ポイント

むくみを感じたら、なるべくその日のうちにポーズを行ってあげましょう。
しっかりとかかとを奥に突き出し、ふくらはぎと膝の後ろあたりに伸びを感じることができればOKです。ポーズを終えてもまだスッキリ感が足りない方は、さらに追加で30秒試してみてください。

まとめ

美しい足出典:stock.adobe.com

むくみは放置すればするほど、自分の身体にセルライトが増えていくと肝に銘じておくべし。
今回のポーズは、時間もたったの30秒しかかかりません。朝起きてすぐに行うのも効果的。下半身からの血液の流れも促進され、体が温まるのを感じることができますよ!
たくさん歩いた日やヒールを履いた日などは、夜寝る前にも実践してみてください。

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著者

岩本彩

岩本彩

ヨガインストラクター&ライターのパラレルワークで、理想の働き方を模索中。犬とCoffeeが大好きな人。15歳で発症した『パニック障害』、社会人になって発症した『うつ病』の経験から、取材・ヨガレッスンともに「寄り添い」「共感」を大切にしている。元ディズニーキャストであり、ショービズ大好き人間の一面も

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