免疫力と自律神経
免疫力と自律神経。
私たちの美と健康に欠かせないものです!
免疫力とは? 体に備わっている自己防御システムのこと! 外から体に入ってくる菌やウイルスなどの異物から身体を守ってくれる機能なので、ストレスや生活習慣などにより、免疫力が落ちると体を守る機能が弱くなるため、病気にかかりやすくなってしまいます。
免疫力が落ちる原因は多々ありますが、現代人の生活習慣では、自律神経の乱れが1番の原因かもしれません!
長時間のパソコンやスマホ使用、運動不足、冷え、ストレス、偏った食事、寒暖差、加齢など……。
これら全てが自律神経のバランスを乱し、免疫力を下げてしまう原因になるのです。
自律神経を整えることが免疫力をアップし、心も体も健やかに毎日を笑顔で過ごすための近道です。
自律神経を整えるヨガポーズとは?
今回ご紹介するのは、自律神経のバランスを整える!
鋤(すき)のポーズです。
自律神経のバランスを整えるには呼吸と背中がポイントです。
自律神経は、無意識で働いているためコントロールできませんが、唯一呼吸を通して私たちがコントロールできると言われているため、呼吸法が大切です。
そして、背中がこり硬くなることで、自律神経の伝達が悪くなり内臓の働きも低下しやすくなるため、背中を動かすことが大切です。
逆転するヨガのポーズで深い呼吸に合わせて、背中をストレッチすることで副交感神経が優位になりやすく、リラックス効果絶大です。
リラックスすることで、自律神経のバランスが整い、眠りの質がアップし免疫力もアップします。
また、このポーズでは甲状腺も刺激するため、ホルモンバランスを整えてくれる効果も期待できるので、別名「若返りのポーズ」とも言われています!
アラフォー世代の皆さん、ぜひチャレンジを!
鋤のポーズやり方・ポイント
【やり方】
床に仰向けで寝ます。脚を揃えて、手のひらを床に向けておきます。
息を吸い両手で床を押し、両脚を天井方向に上げます。
息を吐きながら両手で床を押し腰を持ち上げ、つま先を頭上につけます。
手で腰をサポートしながら脚を頭上に伸ばしていってもOK。
余裕があれば、手を組みます。
床に足がつかない場合は、無理をせず両手で腰を支えながら足をのばしたり、ブランケットを置いて高さを出してもOK。
心地よく深呼吸できるところでキープし、3〜5呼吸ほど行います。
息を吐きながら、ゆっくり足を下ろしポーズを解きます。
【ポイント】
- 首から背中・太もも裏を気持ちよく伸ばします。
- お腹は引き締める意識で行います。
- 呼吸は止めずに、鼻呼吸を繰り返します。
【注意事項】
- 体調不良時、けががある場合は控えます。
- 首は左右に動かさず、首の後ろを伸ばす意識で行います。
- 違和感がある場合はすぐお休みします。
- 食後すぐ、飲酒後は控えます。
【期待できる効果】
- 自律神経を整える
- 血行・リンパの流れ促進
- 冷え・むくみ解消
- 内臓の活性化
- アンチエイジング
- 首肩こり解消
- 免疫力アップなど
ヨガ習慣でいつまでも若々しく!
いかかでしたか?
寝る前など短時間でも時間を決めて、呼吸に合わせて体を動かすことで、心と体が軽くなりいい循環が生まれます!
毎日を健やかにいつまでも若々しく過ごすために、ぜひヨガを日常に取り入れてみてくださいね!