今の自分のライフスタイルに合った洋服の量『適正量』を知ろう
まずは、手持ちの洋服を見直すために、クローゼットから洋服を全部出して、トップス、ボトムス、ワンピースとアイテムごとに分けていきましょう。アイテムごとに分けると、自分がどのアイテムをどれだけ持っているのか把握できるので、似たようなデザインのアイテムばかりたくさん持っていることに気づけたり、今後買い足すべきアイテムも見えてきます。
次に、今の自分のライフスタイルに合った洋服の量『適正量』を導き出します。適正量を導き出す方法は2つ。
1つ目は、クローゼットに入る量だけしか持たないというように、収納スペースから導き出す方法です。たくさんありすぎると、洋服選びに時間がかかりますし、管理も面倒です。クローゼットに入るだけ、またはハンガーの数だけといったように枠を決めてしまうと管理がラクになります。
2つ目は、ライフスタイルから導き出す方法です。例えば平日の月曜日~金曜日の5パターン、週末のお出かけ用に2パターン、スポーツ、アウトドア用に2パターンといったように、今のライフスタイルから必要な洋服の量を導き出します。
必要な洋服の量が分かれば、むやみに洋服を買い足すこともなくなります。
洋服を分類してみよう
アイテムごとに洋服を分けたら、次に洋服を4つに分類してみましょう。
- 好きで着ている洋服
- 好きではないが着ている洋服
- 好きだけど着ていない洋服
- 好きでもなく着てもいない洋服
4つに分類していくと、1軍の洋服、必要な洋服、お気に入りの洋服が明確になり、着ていない洋服の理由も見えてきます。
洋服の優先順位を明確にして、今シーズン1度も着なかった洋服はリサイクルにまわすなど、手放すことも視野に入れましょう。
空間を上段・中断・下段の3つに分けて収納しよう
上段
上段は使用頻度の低いオフシーズンの洋服などを収納します。取っ手の付いた軽い収納アイテムを活用すると、取り出しやすくしまいやすいです。わが家はIKEAのSKUBBにオフシーズンの洋服を収納しています。
中段
オンシーズンの洋服は掛ける収納が一目瞭然で、出し入れもラクです。掛ける際に、シャツ、ワンピースなどアイテムごとに分けて掛けると、さらにコーディネートがしやすくなります。使用するハンガーも厚すぎないタイプで統一すると、収納量もより多くなり、クローゼットの空間を有効に活用することができます。我が家では無印良品のアルミハンガー、ニット類はMAWAハンガーを活用しています。
下段
我が家ではトップスだけでなく、ボトムスもボトムス専用のハンガーを活用して、掛ける収納にしています。しわになりにくく、身支度がさらにスムーズになります。我が家では、100円SHOPのS字フック・プラスチックチェーン・突っ張り棒を活用して、ブランコハンガーを自作しています。
引出しケースに洋服を畳んで収納する場合、立てて収納すると洋服が一目瞭然なので、洋服選びもラクになります。立てて収納する際、我が家ではダイソーのブックエンド、セリアの整理収納ケースを活用しています。
フォーマル着は衣類カバーで混在しない
フォーマル着などの1年に1度しか着ない洋服などは、衣類カバーに収納すれば、普段着と混在せず、必要なときにサッと取り出せるのでおすすめです。我が家ではダイソーの衣類カバーを活用しています。不織布などの通気性のよいモノを選ぶと湿気もたまりにくく、風通しのいいクローゼットになります。
毎日の洋服選びがラクになるシンプルクローゼットの作り方をご紹介しました。手放しにくいモノの代表格ともいえる洋服ですが、今のライフスタイルに合った風通しのいいシンプルクローゼットを作って、オシャレを楽しんでくださいね。