今回教えてくれたのは…花王株式会社柴田さん。
ハイジーン&リビングケア、ヘルス&ビューティケア、ライフケア、化粧品と、消費者向けに4つの事業分野で“きれい”を満たすものづくりを展開。創業以来、消費者の立場にたった“よきモノづくり”を通じて、人々の豊かな生活文化の実現に貢献することをめざす。
3人に2人が「ちょこっともれ」の経験アリ!
くしゃみをしたときや、大笑いしたときの「ちょこっともれ」。いわゆる尿もれは、なかなか友達とはシェアしにくい話題ですよね。「この年齢で悩んでいるのは私だけ?」と感じている方もいらっしゃるかもしれませんが、こんな調査結果があります。
花王株式会社では、30代から70代の女性約1000人を対象に、毎年「くらしの実態調査」を行っています。その報告によると、成人女性の3人に2人がこれまでに尿もれの経験があると答えています。「直近1ヵ月以内に尿もれの症状がありましたか?」という問いに対しては、約3割が「はい」と回答。想像以上に多くの方が尿もれを体験していることがわかります。
また、初めて経験した年齢については、30代との回答が最多。妊娠・出産を機に、軽い尿もれを経験した方も多いようです。
みんなどう対処しているの?
パンティライナーや生理用ナプキンは、どろっとしたおりものや経血を受け止めるために、パルプ素材を中心につくられています。尿を吸収するように設計されていないので、尿もれに使用するとシートのベタつきを感じやすくなります。
一方、専用の吸水ケア用品は、高吸水ポリマーがさらっとした尿をしっかり吸収して閉じ込めるので、液戻りしにくい構造になっています。
――尿もれ経験のある方は、ふだんどのように対処しているのでしょうか?
花王サニタリー事業部 柴田さん
「5割前後の方が専用の吸水ケア用品を使わずに、代わりのもので対処しているということがわかっています。調査によると、代用品を使っている方の約8割がパンティライナーを、約2割の方が生理用ナプキンで対処していると回答しています。
ただ、パンティーライナーや生理用ナプキンで代用していると、『シートがベタベタする』『尿のニオイが気になる』というお悩みも出てくるようです」
――女性が尿もれ用吸水ケアを買わない理由は何でしょうか?
花王サニタリー事業部 柴田さん
「尿もれ用の吸水ケア商品は、じつはニーズが拡大していて、売り場に並ぶ商品数は増加傾向にあります。ただ、若い世代ほど代用品で対処する傾向があります。『吸水ケア用品はレジに持っていくのが恥ずかしい』『加齢を認めることになってしまいそうで踏み出せない』とのジレンマの声が寄せられています」
女性が買いやすい「吸水ケア用品」を開発!
女性の「買いづらさ」を無くすため、花王さんは機能性とおしゃれ感を兼ね備えた吸水ケア用品『ロリエ さらピュア 超薄ランジェリーライナー』を開発しました。
――こだわったポイントはどこでしょうか?
花王サニタリー事業部 柴田さん
「店頭で手に取りやすいパッケージと商品名、そしてシートのデザインにもこだわりました。購入するときだけでなく、使うときも前向きな気持ちでいられるようなおしゃれなシートのデザインを追求しました。。機能性は、1.5〜2.3mmという「超薄」ながらも、たっぷりの吸水ポリマーがしっかり吸水するので快適な使い心地をキープできます」(柴田さん)
使用者からは、こんな反響が届いているそうです。
「薄いのでつけていることを忘れるくらい快適に過ごせた」
「シートの色が好き。個包装を開けたときに良い気持ちになる」
「トイレに人がいても堂々と持っていけると思った」
「前側ちょこっと幅広設計は細部にまでこだわってくれていてすごく嬉しい」
生理と異なり、予測がむずかしい「尿もれ」に悩んでいるのは、あなただけではありません。ちょっとおしゃれなアイテムを使えば、気分良く快適に過ごせそうですね。
■ロリエ さらピュア 超薄ランジェリーライナー
大切なランジェリーをおしゃれにきちんとケア。超薄型で水分をしっかり吸収。ランジェリーにしなやかになじみ、つけていることを忘れそうな使い心地。
なんと7割もの女性が「尿もれ」を経験しているというデータに、「私だけじゃないんだ!」と安堵された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
大した量でもないなら、ふだん使用しているナプキンやライナーを使えば問題なし! と思ってしまいがちですが、そもそも尿もれ向きの設計ではないという点は見落としがちです。生理と異なり、予測がむずかしく、それでいて毎日の「負」にもなり得る「尿もれ」。華やかな専用アイテムでショーツを快適に保つことで、毎日が少しだけ暮らしやすくなるかもしれません。