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意見が言いにくい雰囲気はあなたの表情のせい!?オンライン会議でやってはいけない“3つのNGポイント”

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 意見が言いにくい雰囲気はあなたの表情のせい!?オンライン会議でやってはいけない“3つのNGポイント”

2021.12.29

在宅ワークが増えて、日常的にオンライン会議をする人が多くなりました。新しいコミュニケーションツールは便利な反面、使い方を間違えると仕事での評価を落とすことに。そこで、『人は聞き方が9割』の著者でベストセラー作家の永松茂久さんに、オンライン独特の新しいコミュニケーションの取り方について、教えていただきました。

教えてくれたのは……永松茂久さん

90万部突破のベストセラーとなった『人は話し方が9割』の著者、永松茂久さんの最新著書『人は聞き方が9割』から、オンラインでの新しいコミュニケーションの取り方を教えていただきました。

人は聞き方が9割

人は聞き方が9割』(株式会社すばる舎)
著者:永松茂久
価格:1,540円(税込)

実はオンライン上の方がみんなに見られている

実はオンラインの方がシビア出典:stock.adobe.com

オンラインでは慣れ親しんだ自宅からビジネスの場に参加できるので、対人関係がラクになったと思っていませんか? 実はそれ大きな間違いなんです。

「今までの会議では、発言者1人対聴衆という図式で成り立っていました。でも、オンラインはそうはいきません。参加者全員の顔が、画面に映し出されるので、聞いている人の表情が参加者全員に見られてしまうのです」(永松さん)

オンラインでは発言の有無に関わらず、常に画面で発言者と対等に「見られている」というわけなんです。

実際、オンライン会議で発言者の役になったとき、明らかに集中力が切れた人を見つけたり、無反応のため話しにくさを感じた、という人も多いのではないでしょうか。

オンライン会議に参加するときにいい空気を作る「3つのコツ」

良い空気を作るコツ出典:stock.adobe.com

オンラインは、コロナ禍の中で急速に必要とされた、新しいコミュニケーションツールです。そのため、まだきちんとしたルールが決まっておらず、会議中空気が悪くなることも。

そこで、永松さんに会議中「いい空気を作る3つのコツ」を教えてもらいました。

「否定禁止」

  いいですね、面白いです! という肯定の言葉をかけることで、発言者が安心して自分の意見を言いやすくなります。

「魔法の傾聴」

  表情、うなずき、姿勢、笑い、感賛(感嘆+称賛)を意識して、発言者の発言を聞きましょう。

「リアクション3倍」

  画面から感情が伝わるように、言葉も感情もいつもの3倍くらいを意識して豊かに伝えましょう。

「たまに、顔出しNGで参加したいという要望をいただきますが、僕はそういう方にはオンライン参加を丁重にお断りしています。これは、しっかり準備をして会議に臨む人たちの話しやすさを守るため。リアルと同様に、参加する人が話しやすい空気づくりに協力することが、オンライン会議の最低限のマナーだと思っています」(永松さん)

会議で気をつけたいNGポイント

saita読者の中には、部下を持っていたり、管理職として働いたり、グループをまとめたりしている人も多いと思います。そこで、オンラインでもリアルでも使える、会議をより有益なものにするための、やってはいけない3つのNGポイントを紹介します。

難しい顔出典:stock.adobe.com

「難しい顔」
本人は真剣に聞いているつもりでも、発言者にとったら意見が言いにくくてたまりません! 

「ジャッジ癖」
聞く立場の人の、正解じゃないと認めない、◯か×しかない、といった空気も発言者にとってプレッシャーになります。これでは会議ではなく、裁判のようです……。

「ピンポン病」
これは参加者になった場合のこと。正解をもらおう、出そうとするあまり、自分の意見や新しい発想が言えなくなっていませんか?

実はこれ、仕事だけにとどまらず、知らないうちに家族にも同じ態度を取っている人も! 家庭でこれらのNG行動をすると、家の中は否定的な空間になり、居心地が悪い場所になってしまうので要注意です。

職場で「一目置かれる」聞き方とは?

職場で一目置かれる聞き方出典:stock.adobe.com

普段から風通しのいい人間関係だからこそ、より有益な会議ができるというもの。

でも現実は……自分がキャリアを重ねるにつれ、後輩の態度や成果に不満が溜まり、厳しい上司になっていませんか?

「今、『逆メンタリング』という手法を導入している企業が増えているといいます。簡単にいうと、その道に詳しい人に方法を聞くことです」(永松さん)

以前は、上司が部下に質問することは、部下になめられてしまう、上司としての立場を失うおそれがあるかもしれない、と思う人が多い風潮がありました。しかし立場的に下のポジションにいる人は、上司から質問をされることで自己重要感が満たされることがある、と永松さんは言います。

「相手に質問をするということは、相手の参加できる居場所を作ることにつながります。質問された方は、自己重要感が満たされ、質問してくれた相手に好感を持つでしょう」(永松さん)

周りの人に質問することは知識がないことをあらわすのではなく、相手に活躍の場を与えること。時代遅れの考えは捨てて、部下や後輩、そして自分のためにも周りを巻き込みながら、素敵な人間関係を作りましょう。