炊いたご飯ですぐできるおかゆ
年末年始で食べ過ぎた身体に優しいおかゆ。消化にはいいと分かっていても、生のお米から作ると30分以上かかって面倒で、「七草がゆも食べてないわ!」という方は多いと思います。
そんな方には炊いたご飯で作るおかゆがおすすめ。短い時間でも柔らかなおかゆが作れます。そして消化酵素たっぷりのかぶとの組み合わせは抜群。甘くとろける食感に心身がほっこり喜びますね。
胃に優しい かぶのおかゆ
かぶの甘さととろみにつつまれるシンプルなおかゆ。少量の塩で胃に優しいうす味を楽しめます。
【材料2人分】
・葉付きかぶ………中1個
(葉っぱが無ければ小ねぎで代用)
・炊いたごはん……150g
(冷や飯でもOK)
・水…………………300ml
・塩‥‥‥‥‥‥‥適量
【作り方】
1. かぶは5mm幅の角切り、葉っぱは荒みじんにカットしておきます。
2. 鍋に炊いたごはんと水を入れて強火にかけ、沸いたら中弱火でときどきかき混ぜながら5分ほど煮ます。
3. かぶの角切りを入れてさらに3分、葉っぱを入れて入れて2分、計10分ほど煮込んでできあがり。水分量が少ないようなら追加して、お好きな濃度に調整します。
4. お椀に盛り、塩を適量かけていただきます。
おかゆで引き算のおいしさを味わう
濃く重い食事が続いた後は消化力が落ち、また味覚も鈍ってきます。そういうときは、何の味つけもしていないシンプルなおかゆを、まずはゆっくり食べてみましょう。お米や野菜の甘さがよく分かり、新鮮な喜びや食欲が戻ってきます。その後では、少しの塩気でもおいしさがとても引き立つことに気づくでしょう。
最初から足し算で味付けではなく、まずは引き算から。そこから心身の活力を少しずつ取り戻し、華やかな春をゆっくりと迎えましょう。