コロナで増加!?マウスウォッシュ使用人口
以前からオーラルケア製品として知られていた「マウスウォッシュ(洗口液)」ですが、新型コロナウィルスの広がりが懸念される中、感染対策としてのマウスウォッシュの使用が注目されています。また、マスクを日常的にするようになって自分の口臭が気になるようになり、マウスウォッシュを使うようになったという人も。
マウスウォッシュの使い方
マウスウォッシュの一回の使用量は商品によって異なるので、パッケージで使用量を確認し正しい量を使いましょう。歯磨きで歯の汚れを落とした後に使うと効果的です。
- 口に含んだらグチグチュと15〜30秒、お口の中全体にマウスウォッシュを行き渡らせます。
- 吐き出したら説明がない限りすすぎはせず、口の中に残った液はそのままにしましょう。
効果を持続させるために、マウスウォッシュ使用直後の飲食は控えましょう。
マウスウォッシュの効果
○化粧品のマウスウォッシュ
⒈口臭防止
⒉口の中の浄化
○医薬部外品のマウスウォッシュ
⒈むし歯予防
⒉歯肉炎、歯周病予防
⒊口臭防止
⒋口の中の浄化、抗菌作用
⒌歯石沈着予防
など
マウスウォッシュは種類が豊富です。効能、刺激(アルコール含有の有無)、成分などを参考に、使用目的に合ったものを選びましょう。
間違ったマウスウォッシュの使い方
マウスウォッシュにはさまざまな効能がありますが、マウスウォッシュ単体でオーラルケアは完結しません。正しい歯磨きで汚れや歯垢を落とした後に使ってこそ虫歯、歯肉炎、歯周病の予防、口臭予防などの効果が発揮できるのです。マウスウォッシュで爽快感がえられるのでつい口の中がきれいになったと勘違いしがちですが、歯磨きは怠らずにきれいにみがくことを心がけましょう。
また、マウスウォッシュを使いすぎると常在菌まで排除してしまい、お口の菌のバランスを崩してしまいます。使用は1日2〜3回までにしましょう。
マウスウォッシュはアルコール含有のもの、アルコール含有ではないものに分けられます。アルコール含有のものは刺激が強いので、使用時にお口の中がヒリヒリしたり粘膜が剥がれたりする場合があります。使い過ぎると唾液量が減ってしまう可能性も。粘膜が弱い場合はノンアルコールタイプのものを選び、使い過ぎには注意しましょう。
正しくマウスウォッシュを使うことで虫歯や歯周病の予防、感染症対策、マスクの着用でより気になるようになった口臭対策などさまざまな効果が期待できるといわれています。使用目的に合ったマウスウォッシュを正しく使って、オーラルケアをしましょう!