パントリー収納のやりがちな失敗とは?プロが教える「必要なモノが取りやすい収納術」

家のこと

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2022.03.06

パントリーやシンク下の収納で、奥行きがあるからつい奥まで詰め込んでしまって手前にたくさんのモノを置いてしまう……なんていう経験はありませんか? 今回はその「奥行き問題」をたったひと手間で解決する方法を整理収納コンサルタントがご紹介します。

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パントリーの失敗あるあるとは……?

パントリーの失敗あるある出典:www.instagram.com

家を建てる時に「たくさんモノを収納できるように」と、あえてパントリーをつくる人もいるでしょう。
だけど、どのお宅でもパントリーの奥行きって深いので、ぴったり合う収納ボックスがなかなか見つけられないというケースも多いようです。

ぴったり合わない収納ボックスを使った結果、写真のようにボックスの手前に次々とモノを置いてしまうご家庭は多いです。
さらに、この手前に置いたモノたちが邪魔をしてしまい、奥にある収納ボックスの中身を使わなくなる……。
これはまさに「パントリー収納の失敗あるある」ですね。

私は整理収納コンサルタントとして、これまでたくさんのお宅に伺って来ました。
この失敗あるあるはパントリーだけではなくて、シンク下や洗面台下の収納でもよく見る光景。今この記事を読んでドキッとした奥さんもいるのでは(笑)?

でも大丈夫! たったひと手間加えるだけで、この失敗あるあるは簡単に解決できちゃうんです!

用意するものは「つっぱり棒」だけ

さまざまな解決法があるかもしれませんが、今回は一番手っ取り早くて、すぐにでも実践できるものをご紹介します。

つっぱり棒で解決出典:www.instagram.com

それがこちら! 「つっぱり棒」を使った方法です。
100円ショップでも手に入るつっぱり棒。読者のみなさんに中にも「使っている」という人も多いかもしれませんね。

つっぱり棒って本当に優秀なんですよね。
2本合わせて棚をつくったり、押し入れなどハンガーをかけるところがなくても簡単にバーをつくれたり、使い方は無限大に感じます。

そんなつっぱり棒をどのようにして使うのか……? ぜひ続きをご覧ください!

パントリーでの「つっぱり棒」の使い方

パントリーやシンク下や洗面台下の収納でおすすめのつっぱり棒の使い方がこちら!

パントリーでの「つっぱり棒」の使い方出典:www.instagram.com

パントリーのスペースに合わせてつっぱり棒を伸ばしたら、収納ボックスが奥まで行かないようにつっぱり棒をセットしましょう。
つっぱり棒をセットする箇所は、収納ボックスの大きさに合わせて微調整してみてくださいね。

つっぱり棒の奥にできたスペースは、普段あまり使うことのないものをしまっておくのがおすすめです。
手前の収納ボックスにはよく使うモノを1軍として置き、奥のスペースには2軍のモノを置くという感じで分けられるので、使いやすくなります。
奥によく使うモノを置いてしまうと、後々大変になってしまうので注意してくださいね!

ぴったりの収納ボックスが見つかるまではこれで十分

つっぱり棒で見事に解決出典:www.instagram.com

つっぱり棒を奥に設置することで収納ボックスが奥まで入らなくなりました。
手前に余分なスペースもなくなったので、ここについモノを置いてしまうということも防げるのです!
「いや、こんな数センチのスペースでも私はモノを置いちゃうよ」って人は、つっぱり棒の位置を調整してもっとギリギリまで収納ボックスを手前に出しちゃってください(笑)。

ちょうどいい大きさの収納ボックスを見つけられればそれがベストかもしれません。でも、なかなか見つからないんですよねぇ……。

私のSNSにコメントをくださった方も「ぴったり合う収納をお店で探すだけで1日終わってしまう時があった」とおっしゃっていましたよ。

本当にその通りで、その時間もなんだかもったいなく感じてしまいますよね。
100円ショップに行けばつっぱり棒はありますから、奇跡的にぴったり合う収納ボックスに出会えるまでは、これで十分だと私は思っています!

突っ張り棒が落ちやすいと感じる方は、壁と突っ張り棒の間に耐震マットを挟むなど、100均で色々なグッズが売ってますので是非合わせてご活用ください。

手軽に試せる方法ですので、パントリーなどの収納の奥行き問題に悩んでいる人はぜひ試してみてくださいね。

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著者

おおのよりこさん

おおのよりこ

片付かなくてお困りのおうちへご訪問をして、片付く仕組みや家族みんなが暮らしやすい空間を、整理収納で叶える整理収納コンサルタント。 ちょっとしたことでもストレスが減り快適になる、家族みんなが笑顔で暮らせる、それが片付けのメリットという信念とともに、「片付けは苦行ではなく楽しむもの」という考えを普及すべく活動中。

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