オレンジを長期保存するには"置き方”が大事だった!知って得する「オレンジの長期保存術」

料理・グルメ

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2022.04.11

大量の「オレンジ」をもらったり買ったりしたときに、どのように保存していますか? せっかくなら1個も無駄にせず、より長く楽しみたいもの。そこで今回は、タマノイ酢株式会社の管理栄養士・石山実季さんにオレンジを長期保存するためのコツを教えていただきました。おすすめ活用方法も併せてマスターして、おいしく賢く消費しましょう!

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教えてくれたのは 石山実季さん

教えてくれたのは、石山実季さん出典:www.tamanoi.co.jp

管理栄養士。2020年タマノイ酢株式会社に入社し、新商品開発やパッケージデザインに携わる。
2022年4月よりセレッソ大阪スポーツクラブへ出向し、オンライン栄養講座や小学校への巡回指導、サッカースクールの生徒や保護者への栄養講習会など幅広く活動する。

オレンジを長持ちさせるためには、じつは「置き方」も大切

オレンジイメージ写真出典:www.photo-ac.com

オレンジを長期保存するためのポイントは3つあります。それは、「温度」「湿度」「置き方」です。

・「温度」
暖かい場所はオレンジにとって大敵! 風通しのよい、涼しい場所で保存します。保存場所に気をつければ、夏以外なら常温保存も可能です。
※気温の高い時期には冷蔵庫の野菜室での保存が安心です。

・「湿度」
温度と同様に、大切なのが湿度。乾燥すると果肉がパサつき、その逆で湿度が高いと腐りやすくなります。1個1個新聞紙に包み、湿度がちょうどよくなるように保存するのがベストです。

ここまでの2つは一般的に広く知られていることかもしれませんが、意外と見落としがちなのが「置き方」です。

オレンジを長持ちさせるコツ

・「置き方」
ヘタは下向きにして置くのが正解! オレンジのヘタ部分には軸があり、軸から水分が蒸発してしまうと言われています。乾燥を防ぐためには、ヘタを下向きにすると効果的です。さらに、ヘタの部分が一番固いため、下向きにすることで圧力によるダメージを抑えるといったメリットもあります。
箱や袋に入ってオレンジが重なった状態は、傷みやすくなるのでNG。なるべく重ならないようにして保存してください。

ほんの少しのひと工夫が、より長持ちさせることにつながりますよ!

そして、もっと長期保存したい、というときには「冷凍保存」がおすすめです。次に、冷凍保存方法をご紹介します。

オレンジのおすすめ冷凍保存方法:「果肉だけ取り出す」

オレンジの冷凍保存方法「果肉だけで」

果肉だけで冷凍しておくと、お菓子作りや、ひんやりドリンクに活用できて便利です。長期保存が可能になるうえに、入れるだけでオレンジのさわやかな風味がプラスされるので、上手においしく消費することができます。

・冷凍保存期間の目安:2週間~1か月程度
※中身を取り出すことで空気に触れる面が多くなるため、なるべく早めに食べきるようにしてください。

冷凍方法の手順

1.皮をむいて一房ずつ果肉を取り出します。
2.重ならないようにジップつきの保存袋に入れて冷凍します。

解凍の仕方・おすすめの活用方法

オレンジシャーベット出典:stock.adobe.com

冷凍庫から取り出してそのまま使う場合は、シャリシャリ感を活かしてスムージーに。
自然解凍して、ケーキ生地の中に入れて混ぜたり、ジャムにしたりするのもおすすめです。

また、大量にある場合には、ジューサーなどで絞ってジュースにし、製氷器に入れて冷凍保存してもOK! スムージーやシャーベットにする、オレンジ味の氷として甘みのある炭酸に入れるなど、暑い季節にはとくに重宝しますよ。

オレンジの正しい保存方法を知っておくと、無駄なく消費することができます。長期保存のコツを取り入れて、より長く楽しんでくださいね。

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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