無理してエアコンを使わないのはNG!
節電要請が出ていると「エアコンは使ってもいいの?」と躊躇してしまいますよね。
しかし30度以上など室温が高い環境でエアコンを使わずにいると、熱中症のリスクも考えられます。
そこでダイキンの広報の方に、家庭で手軽に取り組める「効率よくエアコンを使う方法」を教えていただきました。
エアコンを使わないのではなく、エアコンを効率よく使って節電に取り組みつつ、健康にも気を付けていきましょう!
冷房をつける前には部屋の換気をする
暑い外から帰宅して、すぐにエアコンをつけるという人も多いのではないでしょうか。
効率よくエアコンを使うためには「エアコンをつける前に換気をする」というのが大切なのだそうです。
外出の際に家の窓を閉め切っていると、猛烈な熱気が部屋の中に溜まった状態になりますよね。
ここですぐにエアコンを入れてしまうと、設定温度に達するまでに時間がかかり、多くの電力を使うことになるのだそうです。
帰宅後に部屋の中の空気が外よりも暑いと感じたときは、エアコンのスイッチを入れる前に部屋の換気を行い、熱くなった空気を部屋の外に逃しましょう。
扇風機などを併用して空気を循環させる
扇風機やサーキュレーターを併用するのは、余計に電気を使ってしまいそうで気が引けてしまいますよね。
しかし、エアコンから離れた場所の室温がなかなか下がらない時には、設定温度を下げるよりも、扇風機などを使って空気を循環させたほうが効果的に部屋全体を涼しくできるのだそうです。
扇風機を向ける方向にもポイントがあります。
エアコンから来る風を背にして扇風機を置くと、冷たい風を遠くまで送ることができます。
部屋がなかなか涼しくならない場合にはぜひ試してみてくださいね!
室温よりも体感温度を下げる
エアコンを効率よく使うには、「体感温度」も重要なポイント。体感温度を下げるのにもまた、扇風機の併用がおすすめです。
人間は同じ温度であっても、風が当たると涼しく感じますよね。
エアコンの設定温度を低くするよりも、高めの設定温度のまま、扇風機の風を体に当てて体感温度を下げたほうが、電気代も少なく早く涼しく感じられるようになるのだそうです。
しかし、あまりに近い距離で扇風機に当たっていると、体を冷やし過ぎてしまうこともあるので注意が必要です。
風が強くて気になるときや、就寝の際にエアコンと扇風機を使う際には、扇風機の風を壁や天井に当たるようにしておくと良いですよ。
壁や天井に当たった風は、跳ね返ってやわらかい風となり私たちの元へと届きます。
2週間に1度のフィルター掃除も忘れずに
効率よくエアコンを使う方法についてお話しました。
これに加えて2週間に1度、フィルター掃除を行うと効果的。ホコリを掃除機で吸い取りましょう。
「節電」とは「電気を効率的に使うこと」。エアコンを効率よく使って、節電に努めていきましょう!