教えてくれたのは……Samiaさん
整理収納アドバイザー1級。家事をラクにするための収納アイデアを発信。
YouTubeチャンネル名:Samia片付け収納チャンネル
Instagramアカウント名:samia.housework
「もとの場所に戻す」がラクにできるコツは?
”使ったらもとの場所に戻す”を徹底できれば部屋は散らかりません。でも実際は、めんどくさくてなかなかそれができないんですよね……。
そんなときはその都度面倒くさがらずに、もとの場所に戻せるような仕組みを作ることが大切です。そうすればわざわざ片付けの時間を作らなくても、キレイな部屋をキープできるようになりますよ。
今回は忙しくても「もとの場所に戻す」がラクにできるようになる3つのコツをご紹介します。
1.使う場所の近くに収納する
使う場所と収納する場所が離れていると、戻しに行くのが面倒になって、出しっぱなしにしてしまいがちです。
しまう場所は、使う場所から移動しなくても手が届くくらいの近い場所にしましょう。
使うときはワゴンごと移動
私はダイニングテーブルでスキンケアやメイクをするので、テーブルのすぐ近くにIKEAのロースコグワゴンを置いて、コスメ類をまとめて収納しています。使うときはワゴンごと近くに移動させ、使ったらすぐ戻せるようにしています。
座った状態で戻せるように設置
リビングの収納棚(無印良品・スタッキングシェルフ)は中央に設置して、食事スペースとくつろぎスペースをしきりました。
ダイニングテーブルで使うモノはテーブル側に、ソファで使うモノはソファ側に収納しています。
座った状態で戻しやすいようにしていますよ。
いろいろな場所で使う道具はそれぞれの場所に置く
ハサミのようにいろいろな場所で使う道具は、ちょっとコストはかかりますが、各場所に置くのも手です。
わが家ではハサミをダイニングテーブルの上やデスクの上、猫トイレの近くなどにそれぞれ置いて、移動しなくても使って戻せるようにしています。ヘアブラシも同じモノをふたつ用意して、リビングと洗面所に置いています。
2.片手で戻せるようにする
”フタを開ける”ことや”引き出しを開ける”など、両手を使わないと戻せないような収納方法では戻すのが面倒になります。
毎日使うモノは、箱や引き出しに入れずに、片手でサッと戻せる収納方法がオススメです。
キッチンツールはオープン収納がオススメ
私は菜箸やお玉を、scopeのキッチンツールスタンドに立てて収納しています。
トングやピーラーも、無印良品の横ブレしにくいフックにつるして、片手でかけられるようにしています。
どちらも片手でかけられ、サッとあと片付けができるのでラクです。
へアクリップや爪切りもサッと戻せる方法で収納
よく使うヘアクリップや爪切りもしまい込まずサッと戻せる方法で収納。
ケースに立てるだけなので、ワンアクションで片付けができます。
パジャマは収納ボックスにポイっと放り込むだけ
パジャマはシワになってもそんなに支障がありません。わが家では、収納ボックスにポイっと放り込むだけの収納方法にしています。
3.一緒に使うモノはまとめて収納する
いつもセットで使う道具はまとめて収納すると、戻す手間が一度ですむのでラクです。
ペット用品をひとつのカゴにまとる
わが家ではペットのブラシやスプレーなど、一緒に使う用品はひとつのカゴにまとめています。
ひとまとめにすると、持ち運びもラクですよ。
コーヒーをいれる道具もまとめて収納
コーヒーをいれるときに使うフィルターやドリッパーなどは、同じ場所にまとめて収納しています。
帰宅後はバッグの中身をまとめてケースにうつす
バッグの中身は帰宅後にまとめてケース(やわらかポリエチレンケース)に入れ、クローゼットの中にしまいます。
違うバッグを使うときもサッと支度できて、忘れ物防止にもなりますよ。
忙しくても自然と片付く家にしよう
忙しくて片付けをしている時間がない……。そんなときは”もとの場所にラクに戻せる3つのコツ”を意識してみてください。毎日の片付けがとてもとラクになりますよ!
※2022年8月時点での情報を基に記事を作成しています。店舗の地域やタイミングなどによっては現時点で販売していない可能性もございます。