教えてくれたのは……タスカジのみけままさん
家事代行マッチングサービス「タスカジ」の人気ハウスキーパー。大手ハウスクリーニング会社に15年勤務していた経験を生かしたテクニックで、家中の汚れをピカピカに。レビュー評価が圧倒的に高く、熟練の掃除ワザでリピーター続出。タスカジの講座の講師としても活動している。取材歴多数。
おすすめ掃除スポット1「トイレ」掃除
子どもと大人との大きな違いは身長差。子どもの身長だからこそ、大人よりも汚れが目につきやすい場所が「トイレ」です。
お子さんに掃除をしてもらう前に、大人がプレ掃除をしておくことがポイント。「自分でもキレイにできた!」と、お子さん自身の達成感につなげられるように、事前にちょっとだけ手を加えておくのがおすすめです。
大人がやっておくとよいこと
トイレは、意外とホコリが溜まりやすい場所です。トイレ掃除は上からホコリを落としていくのが基本。壁や棚まわりなど、上のほうに溜まったホコリ汚れは、伸縮式のハンディモップなどで大人が取っておくようにしましょう。
また、クエン酸などで尿石を落とすなど、洗剤を使ったお掃除も大人がおこないます。
子どもにやってもらうこと
お子さんにはお願いするとよいのは「便器まわり」「タンクまわり」「手洗いボウルまわり」の3つです。手が届きやすく汚れが見えやすい場所なので、ふだん使っているトイレブラシでのこすり洗いや、トイレシートでの拭き掃除などを任せましょう! 最後の仕上げをしてもらうことで、キレイになったことを実感してもらいやすくなります。大人が見えにくかった場所も、ピカピカにしてくれるかもしれません。
「ここもピカピカになったね!」と声がけしながら、お掃除の楽しさを味わってもらってくださいね。
おすすめ掃除スポット2「お風呂」掃除
低学年の子だと洗い場側はすべりやすくて危ないため、洗い場側は大人が、浴槽側はお子さんにやってもらい、二手に分かれてお掃除する方法がおすすめです。浴槽は日々キレイにしているご家庭も多いと思うので、細かな掃除をする必要がなく、比較的指示が出しやすい場所でもあります。
子どもにやってもらうこと
お子さんには、浴槽内のこすり洗いと、椅子や洗面器などの小物のお掃除を担当してもらいましょう。お風呂小物は軽いものが多く、子どもでも扱いやすいと思います。小物類を洗うときにも浴槽に入った状態のままでおこなうと、すべる危険が少なく安心です。
持ち手つきの便利なスポンジを使っているご家庭も多いですが、ひとつは手に持つタイプのスポンジを用意しておくことをおすすめします。“手に持ってこする”こと以上に汚れを落とせる秘策はないですよ!
お掃除のプロおすすめ!ピカピカに仕上げるお風呂用スポンジ
お風呂用スポンジは、浴槽や床などの素材に適したものを使うようにしましょう。
これからスポンジを用意する方におすすめなのが、こちらの商品!
3Mのスコッチ・ブライト™バスシャイン™シリーズのスポンジです。
頑固な湯アカ落としに効果的な特殊研磨剤粒子つきのものから、キズをつけずに汚れをスッキリ落とす研磨粒子なしのものまで、幅広く商品がそろっています。
素材をはじめ、築年数によっても変わってくるので、各ご家庭に合ったスポンジを選ぶようにしてくださいね。
大掃除のタイミングは、お子さんにお掃除の楽しさや、気持ちよく過ごすために必要であることを実感してもらうチャンス! “一緒にキレイにする”という気持ちで、大掃除に協力してもらいましょう。
取材協力:タスカジ