モノを手放せない理由は?捉え方を変えてみよう!
手放すのはもったいないと感じる
当時は高かったからもったいない、まだ使えるのに手放すなんてもったいないと、もったいないという価値観もさまざまですが、「使っていないモノがスペースを占拠していることがもったいないのでは?」と、捉え方を変えてみませんか? 何に対してもったいないと感じているのかを深堀してみる必要があります。モノは生かしてこそ、使ってこそ、価値があるのだと思います。リサイクルに出すなど、必要な方に届ける手放し方であれば、モノ自体は循環していくのでもったいないと感じないのではないでしょうか。
頂き物だから手放せない
頂き物を手放すと、「モノをくださった方に失礼な気がしてどうしても手放せない……」という方もいらっしゃるかもしれません。ですが、頂き物を受け取った際に、モノと気持ちをしっかり受け取れているはずなので、使っていないのであれば手放しても、頂き物をくださった方の気持ちを無下にすることにはならないので、罪悪感を持つ必要はありません。感謝して手放しましょう。
思い出があるから
思い出の詰まったモノを手放すと、思い出を雑に扱っているようで、手放せないとお思いの方もいらっしゃるかと思います。思い出のモノは無理に手放す必要はありません。ただし、思い出を大切にするあまり、今を大切にできていないのであれば、一度思い出のモノと向き合う必要があります。思い出のモノはできるだけ1カ所に集めて、今の暮らしを大切にすることに意識を変えて、思い出のモノと改めて向き合ってみてください。
モノを手放す手順
明らかなゴミから手放す
溜まっているレシートやチラシなど、比較的簡単に手放せるモノから、片付けをはじめましょう。明らかなゴミを手放すだけでも、空間が生まれ、スッキリしますよ。まずは簡単に手放せるモノから、手放す判断に慣れていきましょう。
手放す基準を決める
劣化しているモノ、破損しているモノは、手放しても問題ないはずです。使わないモノであれば、思い切って手放しましょう。また「最後に使ったのはいつか?」と考えた際に、思い出せないモノは手放すなど、自分なりの基準を決めると、片付けが進みます。
一気に終わらせようとしない
一気に終わらせようと、モノと向き合う工程を省いてしまうと、リバウンドしてしまう確率はグンと上がってしまいます。自分にとって必要なモノか、そうでないモノか、しっかりと向き合うことで、今後の買い物の仕方や片付けに変化があらわれ、キレイな状態を維持しやすくなります。一気に片付けたい気持ちは、大切ですが無理に急いで終わらせるのは、避けましょう。
迷うモノの居場所を仮で決める
モノの要・不要を判断する際に判断に迷うモノが出てくる場合は、いったん迷うモノを紙袋にまとめるなどして、押入れやパントリーの一角に、迷うモノの居場所を仮で決めましょう。その際に、日付と迷うモノとラベリングします。一定期間経過しても、迷うモノを手に取ることがなければ、改めて不要なモノと判断することができます。モノをむやみに手放すのではなく、納得して手放すことができるので、是非実践されてみてください。
家にモノを入れない
ある程度、モノと向き合い、片付けが進んだら、次のステップはキレイな状態を維持していくこと。むやみにモノを増やさないためにも、家にモノを安易に入れないように、意識することが大切です。サンプルやオマケはもらわない、買い物をする際は、本当に必要なモノかしっかりと考えるといったように、家にモノを入れないように意識しましょう。
モノを手放す決断が苦手な方の片づけの進め方をご紹介しました。モノへの捉え方を変えるのは、難しいことかもしれません。「まずは一歩踏み出して、片付ける!」と決めることが大切です。少しずつでも確実に、モノの捉え方を、モノと向き合いながら考えて、片付けを進めていってくださいね。