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「イヤなことがあっても全て自分の判断の結果」柳橋唯さんの自己肯定感の裏にある“自責思考”とは

カルチャー

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 柳橋唯さんの自己肯定感の裏にある「自責思考」とは

2023.01.14

2児のママであり、30歳でモデルデビューした柳橋唯さん。思わず真似をしたくなるような大人の女性らしいコーデが満載のYouTubeやInstagramが人気です。幅広い年齢の女性に愛され、柳橋さんの勢いはとどまるところを知りません。saitaでは、大人気モデルの柳橋さんにさまざまな角度から独占インタビュー。書籍でも触れている自己肯定感やご自身の内面について語ってもらいました。

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お話を伺ったのは……柳橋唯さん

柳橋唯さん

1986年生まれ。ママでモデルでYouTuber。30歳のときに雑誌編集部にスカウトされモデルデビュー。
抜群のファッションセンスが多くの女性に支持され、2022年12月現在、インスタグラムのフォロワー数は約17万人、YouTubeのチャンネル登録者数は約21万人。初の書籍『自分を愛せる着こなし術 ”史上最高の私”を手に入れるカラーコーデ』(ワン・パブリッシング)も注目を集めている。

書影出典:www.amazon.co.jp

自分を愛せる着こなし術 ”史上最高の私”を手に入れるカラーコーデ
著者:柳橋唯
価格:1,815円(税込)

自分の印象は自分でコントロールする

柳橋唯出典:www.amazon.co.jp

――柳橋さんの初の書籍ではファッションのこと以外にもご自身のマインドについても触れており、とても参考になりました。まずは、日々洋服を選ぶ時に大切にしていることはありますか?

柳橋さん:洋服を選ぶ時に何となく選んで着るのと、きちんと理由を考えて着るのでは気持ちの面でまったく違うと思います。その洋服を着る場面や状況を想定して、こういう風に見られたいからこの洋服にしようと、ロジカルな思考で決めています。

――ただ何気なく選んで着るのではなく、その服を選んだ背景も大事だということですね。

柳橋さん:他人の目を常に気にしているわけではないですが、自分がどう見られたいか?は意識しています。たとえば、清楚な感じに見られたい場合、相手にその通りの印象を持ってもらえたら、自分で“自分の印象”をコントロールできた証拠です。他者からの評価を、自分が決められる安心感は大事だと思いますね。

鏡に映る自分と他者からの声に耳を傾け、自己肯定感UP

柳橋唯出典:www.amazon.co.jp

――本書に「ファッションを通して自己肯定感を高めていった」とありましたが、どのようにして高められたのでしょうか?

柳橋さん:決定的になにか大きなきっかけがあったわけではありませんが、自分に似合う服を着て、鏡に映る自分の姿を見て「今日の自分いいなぁ」と思う回数が増えることで、徐々に自信に繋がっていきました。

あとは、他者から褒めてもらえることも大きいです。自分がステキだなと思った着こなしを褒めてもらうことで、自分の選択は間違っていなかったんだと答え合わせができるので、自己肯定感に繋がっていったのかもしれません。

――YouTubeでコーデを発信することも大きいでしょうか?

柳橋さん:そうですね。YouTubeやSNSで発信することで多くの方に自分の姿を見てもらえて、反響をいただけます。
「同じような着こなしをしたことで、褒められました!」
「唯さんのコーディネートはとても参考になります!」
など、自分の表現を肯定してもらえることの積み重ねも、喜びと自信に繋がります。

Youtubeの画面出典:www.youtube.com

――ファッションに拘らず、周りの目よりも自分の気持ちを重視するためには、どんな心持ちが大切だと思われますか?

柳橋さん:根本は「自責思考」かなと思います。要するに、どんな事柄も自分の責任だと思っていて。例えば会社にそりが合わない上司がいるとしてもその会社で働くと決めているのは自分自身。

また他者の行動や気持ちを変えることは難しいですが、自分を変えることは自分次第。すべて自分の判断で動いているという風に考えています。自分の行動と判断には責任を持っていたいです。

――他者の評価がどうしても気になってしまう人が多いかと思いますが、柳橋さん流のアドバイスをお願いします。

柳橋さん:人間はどうしても他者からよく見られたいと思いがちです。しかし、真っ赤な洋服を着て周りの人から「派手じゃない?」と思われたとしても、自分自身がこの洋服を選んだことで気分が上がり、心地よく過ごせているのであれば、私はそれでいいと思います。そう思う人もいるだけのこと。

他者からの評価も自分の言動の結果かなと。例えば「上品に見られたいのに見られない」場合、上品な所作が自分に身に付いていないのではないか?「あの人から大切にしてもらえない」場合、大切にしてもらえるような自分自身になっていないのではないか?他者からの評価をどうしても気にしてしまうならば、評価されるように自分自身が行動するほうがいいのかなと思います。
最終的には自分の考え方次第。自分が決めたことであれば、私は間違いではないと思いますよ。

“前向きに”諦めるのも大事

柳橋唯出典:www.amazon.co.jp

――柳橋さんは子どものころから自責思考だったのですか?

柳橋さん:逆ですね。どちらかというと他責思考で考えることが多かったです。でも、いつからかこのままでは幸せになれない、満たされないことに気づき、気持ちを切り替えていきました。

――日々、前向きに生きるために何か心がけていることはありますか?

柳橋さん:常に自分に厳しく、ストイックな生き方をしているわけではないので、とくにはないです(笑)。自分に甘く、だらしないところもあります。ただ、壁にぶつかった時には「できないことはしょうがない!」と前向きに諦めることも大事だと思っています。

――自己肯定感が高くなる前の自分に声を掛けるとしたら、どんな言葉を掛けたいですか?

柳橋さん:そもそも自己肯定の概念は「常にポジティブである」ではなく「ネガティブな自分も、どんな自分も受け入れる」が本質だと思っています。前者はただのポジティブな人。

以前の私は「ネガティブな自分はダメ」といった自己否定があったのですが、「別にネガティブでも生きていけるじゃないか」「なんとかなるよ」と思えるようになってきました。ダメな自分やマイナスな出来事も、フラットに受け入れることができないとしんどいですよね。

なので……声を掛けるなら「どんな自分も受け入れる。向き合うとラクになるよ!」ですかね。
 

インタビュー中、具体例をだしながら、わかりやすく丁寧に話してくださった柳橋さん。自分の行動に責任を持ち、明るく前向きなところが多くの女性の共感を得ているのだなと感じました。
 

【第一回】普段着ない色でも、服は「トキメキ買い」が後悔しない。柳橋唯さん流“自分が好きになるカラーコーデ論”
【第二回】(当記事)「イヤなことがあっても全て自分の判断の結果」柳橋唯さんの自己肯定感の裏にある“自責思考”とは
【第三回】「近い存在であってもわが子は“自分とは別人格”であることを重視している」柳橋唯さんに聞いた子育て論

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著者

安田ナナ プロフィール画像

安田ナナ

都内で2人の娘を育てながら、書籍を中心としたライターをしています。 人と話すこと 人と一緒に食べること 人と一緒に楽しむこと が大好きです。