醤油酒粕をご存じですか?
発酵調味料は麹を使った塩麹などが有名ですが、常温で作るとできあがるまで2週間ほど時間がかかります。その時間が面倒で発酵調味料を作ることを諦めてしまっている方は、作ってすぐに使える発酵調味料、醤油酒粕を試してみてはいかがでしょうか。
酒粕にはたんぱく質や食物繊維、その他にも栄養素が含まれているので、「醤油酒粕」は体にも優しい調味料。
作り方はとっても簡単。細かくちぎった酒粕(150g)と醤油(150ml)をブレンダーやミキサーで写真のようになるまで混ぜるだけ。冷蔵庫で3ヵ月ほど持ちます。
今回は醤油酒粕を使った唐揚げレシピをご紹介します。
醤油酒粕で作る鶏の唐揚げ(漬け込む時間を除いた調理時間:10分)
材料
- 鶏もも肉 300g
- 醤油酒粕 大さじ3
- 米粉 大さじ5
作り方
1. 鶏もも肉を食べやすい大きさに切り、ポリ袋にいれます。
2. 醤油酒粕を加えて袋の外から揉みこみます。
3. しっかり空気を抜いて30分ほど漬け込みます。
4. ポリ袋に米粉を加えて全体にまぶします。
5. フライパンに少量の油(分量外)をひき、両面しっかり揚げ焼きにします。
6. バットにのせて油をしっかり切ります。
7. お皿に盛りつけたらできあがりです。
酒粕と醤油の旨味がしっかり感じられる
今回ご紹介した鶏の唐揚げは、醤油酒粕のみで味付けをしています。他には何も調味料を加えていないのですが、これだけで醤油と酒粕の風味がしっかり感じられる唐揚げになります。作り方もとても簡単なので、さっと作ることができますよ。発酵調味料の1つである醤油酒粕を使って唐揚げを作ってみてくださいね。