自宅の本棚を見ればわかる。「お金が貯まらない人」の本棚“4つの特徴”

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 自宅の本棚を見ればわかる。「お金が貯まらない人」の本棚“4つの特徴”

2023.06.08

リビングや寝室などに、本棚があるという人も多いと思いますが、お金が貯められない人の本棚にはどのような特徴があると思いますか? 無意識のうちに、お金が貯まらない人の本棚の特徴に当てはまっている人も多いもの。今回は、そんな「お金が貯まらない人の本棚の特徴」を確認していきましょう。

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もくじ

「お金が貯まらない人」の本棚の特徴とは
(1)本をコレクションにしている
(2)何年も開いていない本が多い
(3)何年も本棚の中身が入れ替わっていない
(4)何の本があるか分かっていない
「お金の貯まりやすい本棚」を目指そう

「お金が貯まらない人」の本棚の特徴とは

本棚出典:www.photo-ac.com

お金が貯まらない人の特徴は、実は「本棚」などにも現れやすいのです。

普段何気なく「本棚」に本や雑誌を片づけている人は、無意識のうちに「お金が貯まらない人の本棚の特徴」に当てはまっていることがあります。

今回は、「お金が貯まらない人の本棚」には、どのような特徴があるのか、一緒に確認していきましょう。

(1)本をコレクションにしている

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「読書が趣味で本を集めている」という人もいると思いますが、一般的な趣味の範囲であれば、それほど大きな支出にはならないものです。しかし「本」を読むためのものではなく、「コレクション」にしてしまう人がいます。例えば「気に入った本は複数購入し、1冊は飾るだけの本にする」といった具合です。

このような「コレクション」が趣味になっている人は、「趣味のためならお金を惜しまない」という人も多いので、当然ですが「趣味は充実しても、お金は貯まらない」といった現象に陥る可能性が高くなります。

「本」だけでなく、もともと「ディープな趣味がある人」というのは、お金が貯まりにくい傾向があるのは確かです。とはいえ、趣味があることは人生を豊かにしてくれますから、「お金のために無趣味になる」必要は全くありません。お金の面で問題になるのは、「お金があると思うと盲目的につぎ込んでしまうこと」です。

このような趣味がある人は、「趣味に使えるお金は月にいくらまで」など、ある程度の予算を決めておくと安心ですよ。

(2)何年も開いていない本が多い

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「そういえば、わが家の本棚には何年も読んでいない本ばかり……」という人も、「使わないものをいつまでもため込んでしまう傾向」があるので、お金が貯まりにくくなります。

これは、洋服などでも同じなのですが「いつか使うかもしれない」という理由で、ものを整理しない習慣がある人というのは、「永遠に使わないものをいつまでも取っておく」ことが多くなります。そのうち本が多くなりすぎると、新たな本棚を購入することにもつながり、「本」だけでなく、本棚にもお金がかかることになってしまいます。

このようなサイクルになってしまうと、本はいつまでもたまり続けるだけになり、いくら本棚があっても足りなくなってしまいます。

もちろん、なかなか捨てられない気持ちのこもった本や雑誌もあると思いますから、すべてを整理する必要はありませんが、「何年も開いていない」のであれば、ある程度の期間を決め、それまでに手に取らなかったら処分するなど決めると、新しい本を置くスペースが自然にできるようになりますよ。

(3)何年も本棚の中身が入れ替わっていない

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新しい「本」を購入するたびに、古くなり手に取らなくなった本を処分している人もいますが、「長年本棚の中身が全く入れ替わっていない」という人もいるのではないでしょうか。

「お気に入りの本のコレクションが終了し、これ以上増やす必要がなくなり、飾っておくだけで良くなった」などの理由がある人は良いのですが、そのまま「本棚の本の存在を忘れてしまっている」という人は、「買うだけで満足」になりやすく、お部屋のスペースも有効に使えなくなります。

部屋が手狭にも感じやすくなるため、人によっては「もっと広い部屋に引っ越したい」などと考える人もでてきます。

もちろん、家族の夢を叶えるために広い部屋に引っ越すというなら、大変夢のある話ですが、本来なら少し整理すれば十分なスペースがあるのに、「スペースがない」と感じてしまう人は、スペースに余計なお金をかけてしまうことにもつながりかねません。

大切にとってある本以外に、何十年も前の黄ばんだ本がいつまでも取ってあるという人は、思い切って処分してしまうと、お部屋もスッキリしますよ。

(4)何の本があるか分かっていない

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「本が多すぎる人」というのは、意外と「自分が何の本を所有しているか覚えていない」という人も多く見られます。そのため、「まだ読んだことがない」と勘違いして「同じ本を再度購入してしまう」ということになると、お金の無駄遣いになってしまいます。

お金の無駄遣いが増えてしまうと、当然お金も貯めにくくなってしまうので、注意が必要です。

家族が多い人は、家族の数だけ本の趣味も異なる場合がありますが、ある程度ジャンルごとにまとめて並べたり、定期的に本の整理整頓をしたりすると、なんとなくでも持っている本のイメージがつくようになります。家族がそれぞれに無駄遣いをしてしまわないよう、試してみてください。

「お金の貯まりやすい本棚」を目指そう

5出典:stock.adobe.com

「お金が貯まりやすい人」は、自分が何を持っているか、何を買う予定か、いらないものは何かといったことを普段からよく考えている傾向があります。

そのため、趣味があっても節度を保って楽しみますし、本棚もあちこちに分散せず、あるとしても1つ2つまでの少量であることが多いものです。とはいえ、全く本を読まないということでもなく、必要のない本は適度に手放しながら、本棚も同じものがずっと置きっぱなしにならない本棚になっていることが多いですよ。なかには、部屋が散らかるのを防ぐために、本は一切所有せず、電子書籍を利用したり、図書館を利用したりする人もいるほどです。

もしよかったら、「お金が貯まりやすい人の本棚の特徴」もあわせて参考にしてみてくださいね。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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